認知症サポーターフォローアップ講座に行って感じたこと……❣❣
認知症になったからって、その人はその人である。ト書いてあったけれど、それはどんな人にも言えることだと思う。
私は脳性麻痺で体が自分の思い通りには動かせないし、言葉も酔った人がしゃべっているように聞こえるらしい。
何も知らない人は、私の横を通るときにふりかえって行ったりする。
ボランティアさんとか、福祉施設の職員さんはやけにゆっくり話したりする。わたしに知的障害があるように、ゆっくり優しい言葉をかけてきたりする。
なんだか、バカにされているように感じることがあるから、初対面の人にあいさつをするときには、初めに自分の障害のことを話すようにしている。
そして聞き取れなかったら聞き返してください、とお願いする。
認知症の人もそんな風に感じているのではないかと考えながら講座を受けてきた。
私はあまり自分では困っていないと思っているときに、声を掛けられて戸惑うことが、若いころはずいぶんあったけれど、年を取るにつれて、相手の気持ちが見えるようになってきた。
上から目線の人と、本当に心配して声を掛けてくれている人が分かるようになってきた。
それはたぶん認知症の人も同じだと思う。
だから、テクニックではなしに、心から相手の気持ちを考えて声を掛けてもらいたいと思った。
今年の講座はコロナの影響で一グループ三人にスタッフがひとりついて広い研修室に会話はアクリル板越し、みんなマスクをしていたから、一応挨拶はしたけれど、どこかで会ってもわからないかもしれない。
いちおう住所の近い人同士をグループにしてくれたのだそうだが、私はひとの顔を覚えるのが苦手なので、きっとわからないだろう。
昨日はありがとうございました。
お若い方といっしょに勉強できてうれしかったです。