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【パートナーインタビュー】稲田本店から見たKURAND

こんにちは。KURAND公式note編集部です。

KURANDが販売している約500種類を超えるお酒は、高い技術力を持つ酒蔵と企画したクラフト酒です。私たちは小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンルを「クラフト酒(くらふとしゅ)」と呼んでいます。

今回の記事では、パートナー酒蔵をご紹介します。日本酒「米子スワン」や果実酒「白桃とレモングラス」などのKURANDのクラフト酒を造る鳥取県の「稲田本店」より、営業担当の角田さんにお話を伺いました。

稲田本店(鳥取県)
出雲杜氏の流派を受け継ぎ、地酒文化を守りながら300年以上酒造りに精進している鳥取県米子市唯一の酒蔵。伝統を背負いながら、お酒の楽しさ・美味しさとともに、お酒の文化を大切にして、地域に根付いた酒蔵であり続けることを目指しています。

―KURANDとのお取組みがスタートしたきっかけを教えてください

角田さん:KURANDがまだリカー・イノベーションの社名だったころに、ご連絡いただいたのがきっかけでした。オンラインストアはまだオープン前で、飲み比べイベントへの参加からスタートしました。

将来のオンラインストア運営についての構想などもお話しいただいていたのですが、当時は今よりもECが普及していない時代だったのもあって、社内にはオンラインストアというものに対してあまりいい印象がありませんでした。しかし、あまりにも熱い想いで未来のビジョンについて語られていたので、「この会社とだったらやってみようかな」と思ったと聞いています。

ーKURANDの最初の印象はいかがでしたか?

角田さん:私はもともと営業とは全く違う仕事をしていて、コロナ禍の少し前ごろからKURANDの担当になりました。そのタイミングで初めてKURANDを知ったのですが、「KURANDなら不可能なことはないんじゃないか」と感じました。

商品の企画力や、それを商品化まで持っていく力がすごいなと思っています。KURANDとなら、なにかすごいことができるんじゃないかと期待していました。

営業になってすぐにコロナ禍に入ってしまい、社外での営業活動が出来なくなって困っていた時期がありました。何ができるんだろうと思っていた中で、KURANDとオンラインでやり取りしながら新しい商品開発ができる環境はとてもありがたいなと感じていました。

ーKURANDとの取り組みを通じて社内で変化を感じたことはありますか?

角田さん:私たちは日本酒蔵なので、以前は「まずは日本酒を造って、日本酒を売っていく」というのが社内の考え方でした。定番のリキュールも製造していましたが、ノウハウがあまりなかったので、KURANDから企画の提案があってもそれを造れる状態ではありませんでした。

私たちから商品を提案しても採用いただけることがなく、「このままではだめだ。美味しい商品を造れる力を付けよう」と思い立ちました。そのために、まずは自社で実験的な商品を開発し、リキュール系の商品の開発に力を入れ始めました。いろいろな原料に次々と挑戦し、失敗と成功を重ねながらノウハウを身に着けていきました。

KURANDから提案いただいた企画は絶対に断らず「とりあえず一回やってみよう」というのが私たちの考えです。ここ数年ではいくつもの商品がKURANDで商品化しました。社内でも日本酒造りを大切にしつつ、リキュール造りにもに力を入れていこうという考えが定着したと感じています。

―これまで一緒に開発してきた商品で、印象に残っている商品はありますか?

角田さん:やっぱり私が担当になってから一番最初に商品化された「白鳥と赤い梅酒」ですね。先ほど話したようにリキュールの商品開発に力を入れ始めたのが表れた商品だと思っています。

当時まだ社内では、梅酒に他の原料を入れたり、複数の原料を使うといった、遊びを入れた商品はあまりありませんでした。社内の反応はあまりよくありませんでしたが、「ちょっとやってみよう」と社内へ呼びかけ、挑戦しました。KURANDから商品化の連絡をもらった時は、電話口でガッツポーズをしたのを今でも覚えています。

※現在は販売終了しています

―KURANDに期待していることはありますか?

角田さん:やっぱり今って若い方がお酒をあまり飲まないと言われている時代なのが、造り手としては寂しいなと感じています。でもそういうのもKURANDなら払拭してくれるんじゃないかって期待しています。お酒をあまり飲まない方や苦手な方でも興味を持ってもらえるような、企画づくりや発信方法などにはいつも感心させられています。

今後はこれまで以上に、どんどん若い方などを巻き込みながら、業界を引っ張っていく存在になってくれたら嬉しいなと思っています。

―稲田本店さん、ありがとうございました!


以上、パートナー酒蔵の稲田本店さんのインタビューでした。KURANDでは、もっと多くの方にこだわりのクラフト酒と出会ってほしいという思いから、小規模生産でつくられた、個性溢れた新しいお酒のジャンル「クラフト酒(しゅ)」の認知の拡大に挑んでいきます。

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