試験運用してみよう
しけんうんよう。
試験運用。
最近のお気に入りの言葉です。
「今までのやり方を変えることを嫌う人がいる」と聞いたことがあります。
私もそういう一面があるなあと思っていて、たとえば朝の支度の流れとか、お風呂で体を洗う順番だとか、部屋のものの配置だとか・・・
プライベートなことばかりなのはさておき、かっこよく言うと「モーニングルーティン」とか、「こだわりのレイアウト」とも表現できるんだけれど、実際は、なんとなくやっているうちに習慣化してしまったことだよなあ、と思う。
こういう習慣は、実は生活のしづらさに繋がっていて、そのやりづらさゆえに、日常の小さなストレスとなって自分の中に積もっていることが多い。
それで、最近は「試験運用」という言葉を使って “なんとなくの習慣” を “ちゃんとした習慣” に変えるチャレンジをしている。
“ちゃんとした習慣” というのは、効率的なことや時間短縮を目的とすることではなくて、理由があってこうしているんだ、と思える習慣のこと。ちょっと手間がかかるとか、時間がかかることだって、「こうしたいからやる」という意思があるなら、面倒だと思ってもきちんとこなすんだと思う。
髪の毛がなければお風呂の排水溝の掃除の頻度は減るし、髪の毛を乾かす時間を節約して、ほかにやりたいことができるかもしれない。ドライヤーのない生活はモノが減るし、電気代だって節約できる。
けど、だからって私は坊主にはしない。いまのところ。髪型でおしゃれしたり、髪を乾かしている時間に考え事をしたりするのが好きだから。
“ちゃんとした習慣” を作るためには、「やりにくいな・・・」「めんどうくさいな・・・」と思う気持ちを意識して感じるようにしている。そして、今度はこれを買おうだとか、こういうやり方に変えてみようだとか、頭の中で自分に提案してみる。
「でも今までのやり方を変えたくないし・・・」という “なんとなくの習慣” が顔を出し始めたときは「しけんうんようー、試験運用ー、試験運用だから失敗してもいいんだよ」と声に出して、やり方を変えるようにしている。
ちなみに、「本運用」はあまりしていない。次にやり方を変えるハードルが高くなってしまう気がするから。
人生ってのは「試験運用」の繰り返しかもなあ
くらむぼん
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?