「折衷案(せっちゅうあん)」は自分のスタイルを作る最高の方法
折衷案(せっちゅうあん)と聞くと「妥協する」というイメージを持つ人もいますが、私は「それぞれの良い部分を組合せてまとめる」といったポジティブなイメージが強いです。
この折衷案、すごくありがたいというか便利というか、私にとってなくてはならないものです。
例えば、私はキャンプなどアウトドアに興味がありますが、実際に屋外にテントを張ってキャンプをすることはありません。
理由は屋外での虫との接触が大の苦手で、キャンプの興味よりも虫が苦手なことが大きく上回ってしまうからです。
その他にも車の運転も苦手なため、キャンプ場へ遠出することに躊躇してしまいます。
そこで折衷案の登場です。
まず、先に書いたキャンプをしたいことへの気持ちや、できない理由などをまとめると次の3つになります。
テントを張ってキャンプをしたい
屋外のキャンプは虫がいるからできない
遠くのキャンプ場へは車の運転が苦手で行けない
1番の「テントを張ってキャンプをしたい」はそのままで問題ありませんが、2番と3番はネガティブな「できない要因」となります。
まずはこのできない要因から、折衷案に組込める要素を探します。
やり方としては「◯◯できない」のであれば、その逆の「できること」を見つけるということを行います。
「屋外のキャンプは虫がいるからできない」
「遠くのキャンプ場へは車の運転が苦手で行けない」
これらの逆を考えると、虫がいない、車を使わずに行ける距離であれば大丈夫ということになります。
虫がたくさんいるとすると、森や木々がたくさんあるところになりますが、逆に虫がいないところは極端なことを言うと家の中になります。
そして、家であれば車での移動をすることはありません。
そうすると「屋外ではなく家でキャンプすればいいじゃん」ということになります。
これらをまとめて折衷案を出した結果、「家でキャンプする」という自分のスタイルに合った答えがでました。
そして、実際に家でキャンプをしたのがこの写真。
家の屋上にテントを張って、自分が満足する形で楽しむことができました。
夜もテントに布団を持ち込んでキャンプ気分!
今回紹介したのは折衷案のひとつの例ですが、改めて折衷案って本当に便利だと思いました。
また、折衷案は考えをまとめて無数の組合せを行ったりと、ひとつの答えを出すまでに色んな工程を踏みます。
これってかなり思考力、管理能力などを鍛えるトレーニングになると思います。
折衷案って自分に合うスタイルを作ることもできるし、自分の思考能力や管理能力を鍛えるトレーニングにもなる最高の方法だと思います。
折衷案、これからもよろしくお願いします。
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