カフェで手品の話をする
近所のカフェのオーナーや仲間と話している時に、休日の過ごし方の話になり「最近手品勉強してるんですよ」と言うと「なんか見せて」という流れになりました。
今まで手品のことをあまり話してこなかった理由はやっぱり「なんかやって」「なんか見せて」の流れが当然くるであろうから怖いし、自分自身いつ手品に飽きるかもわからなかったから。
ですが。
一応、1つか2つはトランプマジックができるようになったし(技術的にはまだまだかつ簡単なものばかりですが、なんかやってみての流れでコミュニケーションするだけならできるレベルで……ということで)そろそろ手品の話をまわりにしてもいいかなと思えてきたところです。
とはいえ……ね、やっぱりほんとになんかやってみる度胸はなかなか湧かなかった。
「いいですよ、でも今はトランプ持ってないからまた今度」
かなり近所なのでなんなら道具くらい取りに帰ってもよかったし、見せてと言ってもらえるのは嬉しい事なのだけど。
やっぱりちゃんとやりたいから、また今度、軽く復習してからほんとになんかやろうと思います。
別に手品の勉強を隠し続けても問題はなかったんですけどね。
最近、話すようにシフトしようと思えてきたのは、そこから手品に関するエピソードが周りの人から聞けたり、情報が集まるようになるからなんですよね。楽しいじゃないですか。
もしかしたら地元でこっそり手品をやってる人とも繋がれるかもしれないしね。
早速その日のカフェではオーナーさんの手品エピソードをきくことができました。
海外旅行先で出会ったご夫婦に手品を見せてもらったというお話でした。言語を介さずとも手品でコミュニケーションがとれるっていいよねって話になって、自分もそんなことができる人間になりたいなと憧れを抱きました。地道にがんばろう。
もう一つ興味深い話がお客さん仲間の一人からでてきました。その方は私にこう問いました。
「スプーン曲げって超魔術なんですか?手品なんてすか?」って質問をうけて、答え方にめちゃくちゃ迷ってしまいまして。
一応手品をかじりはじめた身として……というより私の思う答えを伝えたんですけど、いまだにその回答のしかたが正解だったのかわからず、悶々と考えてしまいます(タネを伝えたとかではないよ)
それをTwitterで呟いたところ、先輩方が色々考察を広げてくださりいわゆる「ユリゲラー世代」「マリック世代」や人によりさまざまあることは覚えておこうと思ったのでした。
人に話せるようになると、自分では思いもしない角度から手品を認識できて改めて楽しいなと思います。
今後も地道に練習しつつ、手品をコミュニケーションに自然に取り入れられるまでを目標にすすもうと思います。