手品に運動神経は必要?
素人の単純な疑問を題名にしてみただけで、答えはでませんので。
それについて考えながらぐだぐだ語る内容です。
最近、チャイナリングに興味があってその理由というのはやはりプロたちの技をみて、かっこいいなーと憧れたからというごくありふれた理由なんですが。
先日の天一祭でザッキーさんの12本リングの演目見た時に、めちゃくちゃカッコいいなーって強烈に憧れたんですよね。選曲・構成もなんだか完成されていて好きだなーと思ってて。
それから先日、藤山新太郎さんのインタビュー動画がもっとないものかなとYouTubeをめぐっていたとき。(藤山さんのことはマジックランドの「スピーカーズ」が知る切っ掛けで、語りからして好きになっていたので)
ザッキーさんと同じ演目、おなじ選曲での12本リングの藤山さんの動画が投稿されているのを見つけて、なんと…!と感激したのでした。
近頃、藤山さんのブログを見に行くのも楽しみになっており、その中でリングのことや継承についてのくだりが書かれており、色々なるほどと納得した次第。
私が観たお二人の演目は同じものだったと思う(記憶力悪いから違ってるかもしれんけど)のだけれど、演じる人によって勢い・テンポ・雰囲気、こんなにも違うのだなぁと思ったり。その人となりや、年代の感性、人それぞれの「色」が出る感じ?
うーん面白い…!
また、たまに配信を見に行くミナミさんのリング演技(手のひらサイズのリング)も興味をもった要因のひとつ。
最初見た頃は全然リングに興味を持ってなかったのですが、繰り返しお邪魔して繰り返し演目を拝見するうちに、なんだかリングが一番好きになってるなと気づきまして。
以前は興味を持ってないどころか、なんなら「…あの輪っかがつながったり離れたりするだけのやつねー。なんか隙間とかあるんでしょ?」くらいに思ってたんですけどね。そんなんいうて、何回みても種ぜんぜんわからないし。わからないのに、「だけのやつ」ってなんで思ってたんだろ?めっちゃ不思議やん?ってちょっと認識がかわってきて。
そんなこんなの影響でリングに興味がうなぎのぼりなんだけど、まず己はカードの基礎やれよと。はい。
その。ほんとにリングをやるやらないは置いておいて。
憧れや面白いものをみつけてしまうと、それを一回触ってみたくなっちゃうという厄介な癖を持ってまして、ちっちゃいリング買って勉強してみる~?などと思った折…本題に入るんですけど「リングって運動神経めっちゃいるんじゃね?」っていう疑問がわきました。
サイズによっても運動量は違うとおもうのですが、結構アクロバティックに動かしますよね?
…やってみたい、が、運動神経が壊滅的だから多分あれは早めに挫折するやつやろなぁ。と思いとどまっています。
むしろ、リングに限らず手品全般に実は運動神経が必要とされているような気がしてもいるわけですが、それって本当のところはどうなんでしょうね。
演技のテンポや振る舞い(セリフ)そして手先で気をつけるべきことまでを反復練習していると、曲を弾いていた時の感覚に似てるなって思ったりします。繰り返して繰り返して体全部で流れを覚える感じが…
音楽の先生は「この楽器は運動神経が必要だ」とたまにおっしゃっていたので、そこが自分の頭の中で繋がっちゃっているだけかもしれませんが。
(運動神経が壊滅的なので、その楽器がうまくはなりませんでしたが10数年楽しんで弾いてました)
天一祭で拝見した峯村さんの演技などは、全編ダンスのようにスマートな動きで構成されていたのであれなどもすごい運動量なのでは…と思います。というか、そもそもスライハンドの方面の方は運動神経の塊なのでは…???
いろいろ考え始めると「色々むいてないよ、やめとけやめとけ」と語りかけてくる自分が強くなっていきそうなので、あまり深く考えないではおきますが。
なんでも一回触ってみたくなる癖を「厄介」とは書いたものの、実は自分の好きな部分でもあって。制御は必要ですが。
あんまり深く考えないで、「実際にやってみる」っていうことは案外大事だとおもってるからです。人間何がむいてるかとか、何が楽しいと思えるかなんて、頭のなかで考えただけじゃわからないものですからね。
じゃあリング買う?っていうと、それはちょっとまだ…!!!
今日のイラスト
今日のイラストも特別誰がモデルということはありません。
今の時代にあまり蝶ネクタイってみないな、と思ったのであえて描いてみたりね!