マジック書籍感想4 ミラビリア
マジックの雑誌「ミラビリア」0号と1号読了。
こういうの読みたかった…!!
マジックの種は一切記載のないマジック専門誌。
インタビュアー和泉氏とゲストの方々のトーク。
奇術の歴史だったり、奇術の今、そして未来予想まで。
奇術に関する様々な話がいろんな人たちの視点から読めます。
私を手品の沼に誘ったのは高木重朗さんの本でした。
そこから戦前戦後あたりの日本のマジック史にすごく興味がでて以来、色んな部分に興味が飛び火していきました。
今昔のマジック界ではどんな人が活躍しているんだろうとか、どんな文化・歴史をたどってきたのかなとか。それに触れる生の言葉、そんな内容が自分のツボにぐっと刺さりました。
小野坂東さんの記事が特に好きです。
高木重朗さんや、松田道弘さんの名前もちょいちょい出てきてこの方たちはこういうふうにマジック史に関わる人たちなんだなと造詣を深めることができたり。
発展の歴史に活気、そして哀愁を感じます。
私はそもそも2~3個のマジックを覚えられたらとりあえず勉強は終えようと思っていた程度なのに、そういったマジック史について飽くことなく読めるのはなぜかと時々自分でも疑問に思ってましたが、その全体の空気感がきっと好きなのです。
あと藤山新太郎さんの「そもプロ!」は読みやすく、面白く、単行本が出ていることを知りすぐポチりました。
藤山さんの文章がそもそも好きなので、多分他の本もそのうち買うんだろうなぁ。
ミラビリア、今から2号が楽しみです。
作り手さんに感謝。
今日のイラスト
本の感想書くときは毎度表紙の模写をしてます。
二冊分くらい書いたから雰囲気模写といえども15分くらいかかったかも。
0号の背景描写は雰囲気でればいいやくらいに書いたのですが、1号の線画は線しか模写するところがないから「モロに似てない」のが丸わかりになってしまってちょっと恥ずかしい。これ描かれたイラストレーターさん、ごめんね…!!!