大人かわいい!レトロな御朱印帳「ノスタルジア」
こんにちは、蔵前天文堂のスタッフAです。
12月に開催される文具女子博に向けた新作のご紹介、第2弾!
子どもの頃に憧れた童話集のようにどこか懐かしい「ノスタルジア」シリーズです。
さて、皆さんが懐かしさを感じるものは何ですか?
私にとっては「本」です。
絵本から始まり、伝記や図鑑、児童文学…小さい頃から色んな本に囲まれて育ったように思います。クリスマスや誕生日のプレゼントも、もっぱら本。好きな教科は国語で、大学も文学部に進みました。
最近は、小説やエッセイを月に1冊読めたら上出来という読書量になってしまいましたが、今でも本屋へ行くとワクワクします。
本の中でも、懐かしい記憶として思い出されるのは、祖父母宅の子ども部屋の本棚。そこには父と伯父が子どもの頃に読んでいた昆虫記や百科事典、童話集が並んでいました。
分厚くて立派な装幀の本がずらりと並んでいる様は、幼心に小さなトキメキを感じるものでした。
縁側に持っていき、庭で花のお手入れをする祖母と喋ったり、寝転んで日向ぼっこをしながら本を読むのが好きだったなぁ…。
そんな、懐かしい記憶から着想を得て製作したのが「ノスタルジア」です。
ノスタルジア=思い出に対する愛・過去を懐かしむ心・故郷への思い…というキーワードを膨らませて、オトナ可愛いレトロな御朱印帳を製作することに。
イラストはもちろん蔵前天文堂のオリジナル。
魔法の鏡にも見える、細かな模様を施したアンティーク調のフレームに、薔薇の花を咲かせました。華やかなゴールドで箔押ししています。
華美な薔薇のフレームと、ひらがなの「ごしゅいんちょう」のギャップ。幼い頃に使っていたお道具箱やクレヨンを思い出すようなデザインに仕上げました。
箔押しは3種類ともに同じ色の金箔押しとなります。光の加減や傾きで見え方が異なるため、写真では色味がそれぞれ違って見えるかもしれません。
艶消しの金色なのでギラギラ感は控えめ。ですが、箔押しならではの程よい光沢感が楽しめます。
デザインを考えた後は、表紙の素材やカラーの選定です。ときめきを感じる童話集のイメージなので、満場一致で装幀用の布表紙に決定!
「ノスタルジア」という名前から、酸いも甘いもあるような雰囲気にしたく、彩度低めのレトロシックなカラーに。暗すぎず、落ち着きのある絶妙な3色なりました。
全3色、それぞれのカラーにはどんな物語があるだろう?と想像してみました。少し覗いてみませんか…?
【真実の愛を見つけた姫は、長い眠りから目覚めました…。】
Love
〜情熱・一途・力強さ・思いやり〜
物語の定番のテーマ「愛」をイメージ。
【風の音が導く方へ進むと、聡明な瞳のフクロウが飛んできました…。】
Wind
〜自由・信頼・安心感・静けさ〜
知的探究心を運んでくれる「風」をイメージ。
【深い森の奥に辿り着き、泉の中から女神が現れました…。】
Forest
〜神秘的、リラックス、バランス、穏やかさ〜
くつろぎと優しさの「森」をイメージ。
童話集のようなデザインということもあり、物語を考えてみました!
デザインやカラーを決めるだけでなくストーリーを考えることも、ものづくりの楽しさの一つですね。
さて、12月に出店参加する「文具女子博2024」では、前述の3色とは趣が異なる、幻想的な文具女子博限定カラーをご用意いたします。(数量に限りがございます。)
Flower
【小屋までの道に咲く花たちが、こちらを見て微笑みました…。】
赤レンガのような深みのあるオレンジ色。
Lake
【静かな湖畔で佇んでいると、妖精がそっと囁きました…。】
露草のような明るめの薄い青水色。
Dream
【憧れのドレスを身に纏った舞踏会の日々は、夢のような時間でした…。】
少し紫がかったシックなくすみピンク色。
2024年11月7日現在、Love・Forest・Windは、少量とはなりますがオンラインショップでも販売しております!(文具女子博後の販売は未定です。)
イベントに参加できない方も、この機会にぜひお買い求めください。
年齢問わず持ちやすい色味とデザインの「ノスタルジア」。3色並べて飾っても素敵だと思います。
皆さんの御朱印巡りのお供にいかがでしょうか?