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デンマークに学ぶ、デンマークで学ぶ

デンマークはなぜ幸福な国と言われるのか?世界の幸福度ランキングでは2019年からは2位をキープしています。ちなみに日本は2024年のランキングで51位で40位後半から50位近辺をウロウロ。。。「幸福」は絶対的なものではないとは思うものの、この違いはどこから来るのでしょうか?

10月下旬にデンマークに行って、教育制度や民主主義への取り組みについて学んできたいと思います。特にフォルケホイスコーレという成人教育機関については大変興味を持っています。


デンマークってどこ?EU?ユーロ???

デンマークは北ヨーロッパの国で、首都はコペンハーゲン。ドイツの上に位置しているユトランド半島とその島々。(ここは九州ぐらいの面積。)
グリーンランドとフェロー諸島を合わせてデンマーク王国を構成しています。
ChatGPTの説明をおいておきます。

デンマークは、北ヨーロッパに位置する立憲君主制国家で、スカンジナビア半島の一部に属しています。国土はユトランド半島と約400の島々から成り、その中でも最大の島はシェラン島です。首都はコペンハーゲンで、国土面積は約43,000平方キロメートル、人口は約580万人です。デンマーク語が公用語で、通貨はデンマーク・クローネ(DKK)が使われています。
歴史的には、バイキング時代に重要な役割を果たし、現在はヨーロッパ連合(EU)加盟国の一つですが、ユーロ圏には属していません。福祉国家としても知られ、医療や教育などが無料で提供される社会福祉制度が整っています。また、デンマークは再生可能エネルギーの導入や環境保護にも力を入れており、風力発電の世界的なリーダーでもあります。
政治制度は議会制民主主義で、国家元首は象徴的存在の国王ですが、実権は内閣と議会にあります。社会的には幸福度が高い国としても有名です。

ChatGPT

今回、デンマークに行くことになって場所も初めて知りましたし😅、通貨はデンマーク・クローネ(DKK)ということも初めて知りました。ユーロじゃないの?これについてもChatGPTに聞いてみました。

デンマークは、1992年にEU加盟条約に対する国民投票で、ユーロの導入を拒否しました。そのため、デンマークは独自の通貨であるデンマーク・クローネ(DKK)を維持しています。このように、デンマークはEUのルールには従いますが、経済政策の一部(通貨)については特別な扱いを受け、ユーロ導入を免除されています。

ChatGPT

EU加盟国だけど、ユーロは使わなくて良いと言う国があることを知りました。他にもスウェーデン(スウェーデン・クローナSEK)、ポーランド(ポーランド・ズウォティPLN)、ハンガリー(ハンガリー・フォリントHUF)、チェコ( チェコ・コルナCZK)、ブルガリア(ブルガリア・レフBGN)、ルーマニア(ルーマニア・レウRON)などの国が、ユーロを導入していないそうです。(全て同じ理由ではないようです。)

個人的に地域通貨に興味があるので、EUがそもそも域内経済活動の発展・活性化を目指していたことを考えると、素人的には「通貨を揃えないでも良いんだ!?」という驚きがありました。
個人的には、通貨が違うとそこに「為替」が発生してしまうので、ものやサービスなどの経済活動とは別に通貨が取引されるようになってしまい、むしろ域内経済活動の妨げになるのではないかと思ってしまいます。

これについてもChatGPTとディスカッションしたところ、ユーロを導入するによるデメリットと考えられるのは、「自国発行権がなくなることで国独自の金融政策が打ちづらい」「EU外との輸出入におけるリスクがEUに依存する」などが考えられます。

・・・と、通貨のことで盛り上がってしまいましたが、次はデンマークの特徴を紹介します。

デンマークの教育制度

デンマークは幸福度の高い国と言われ、2024年の調査では1位のフィンランドに続いての2位。幸福度ランキングの指標は以下の6つ。

  • 一人当たりの国内総生産(GDP)

  • 社会的支援(Social Support)

  • 健康寿命(healthy life expectancy)

  • 社会的自由(freedom to make life choices)

  • 寛容さ(Generosity)

  • ディストピア(人生評価/主観満足度)+ 残余値(Dystopia + Residual)

他にも、幸福度は様々な形で計測されていますが、イギリスのレスター大学の社会学者アドリアン・ホワイト教授は「幸福な国民」の定義を「健康でよい教育が保証された国に住む者」としています。ちょっと古いですが2006年の世界幸福地図というランキングではデンマークは1位になっています。

そんなデンマークの教育は、「教育へのアクセスのしやすさ」「教育の選択の幅」があると思います。例えばアクセスのしやすさで言えば、教育費は全て無償、教育を受けるための入試なし、全寮制の学校あり、と言った特徴があります。選択肢の幅という点では、コースの選択の幅が多いのはもちろん、10年制と呼ばれる義務教育の延長制度や、Edu10と呼ばれる職業訓練の位置づけの教育もあります。Edu10は2015年からすべての自治体で設置が義務付けられており、いかにデンマークが教育に力を入れているかが分かります。

いったんまとめ

このように、日本では「学習やそれに伴う成果は個人に帰着するもの≒自己責任論」になりがちですが、デンマークでは「教育が国を支える人づくりの重要な要素」と位置づけられており、大きな違いになっていると思います。

もちろん、「個人の(お金的な)負担がない」ということは、学習に対するコミットメントが生まれにくいということにもなるので、モラトリアムな期間が不必要に長くなってしまったり、踏ん張りが効かずに諦めてしまうと言う人もいるようです。

完璧で最高の教育制度というものは難しいと思いますが、より多くの人が安心して社会参画できるそのために学習の機会が提供されているそういった仲間と一緒に学べる場がある、などについて身の回りから取り組んでいきたいと思います。

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