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新しい取り組みに挑戦すること

自民党総裁選で石破茂さんが決選投票の末、新総裁に選出されました。5度目の挑戦。今までの政治家らしからぬところに注目しています。魑魅魍魎の集まる自民党をまとめて改革ができるのかお手なみ拝見でしょうか。

一方立憲民主党は野田佳彦さんが代表に選出れました。野田さんはどちらかというと保守的と言われていますが、一度セミナーでお話を聴いて、熱い信念をお持ちであると実感しました。石破さんとやり合って、さまざまな日本の課題を解決して欲しいと思います。

実は野田さんは友人の同級生です。市立船橋高校。1957年生まれ、67歳。石破さんも同い年です。私も67歳、人生100年時代ではまだまだ年寄りじゃないのでしょう。自分も頑張らねばと思いました。


芸人の村本大輔さんのnote を読みました。

『君がいなくなったら』

では、自分一人いなくなっても世界は全く変わらないという話を書いています。本当にそうです。私が退職していなくなっても、会社は何事もなく、回っていて、自分が残した仕事も形を変えて続いています。

『壁を壊す』では、村本さんの、信念を貫くが故の苦難も語っています。

"みんなの間にある壁を壊すような漫才をしてきた。"

壁を壊していくことは苦難を伴うのですが、村本さんにとってはそれがやりがいになっています。アンチもいますがファンもたくさんいるのです。


もう一つ、noteで立田順一さんが、『「カリスマ校長」が去った後』というタイトルで、東京都千代田区立麹町中学校の学校改革の話を書かれていました。立田さんは公立小学校の校長先生だった方です。


2014年度に就任した工藤勇一校長が、公立中学校にとって「宿題」「定期テスト」の廃止、「制服(標準服)の一部自由化」などを行い、生徒の自主性や主体性を重んじる方向への学校改革を行ないました。ところが、2023度に着任した堀越校長は、麹町中学校を「課題のある学校」だとして、元校長が改革してきたことを次々と元に戻し始めました。2024年6月には「ダンス部」に対して「ヒップホップ禁止令」を出して物議を醸していましたね。

立田さんは、

"・工藤校長(当時)の学校改革は、公立中学校の「当たり前」を見直そうとする画期的なものだった。しかし、それが「持続可能」なものだったかどうかについては疑問が残る。

・堀越校長(現任)の主張にも納得できるところが少なくない。ただし、もっと生徒や保護者との対話が必要である。”

とまとめています。

ここでも新しい事をやること、定着させることが困難であることを示しています。

自分のことを振り返ると、会社では新しい事をすることに専念してきました。ハードウェアの会社でソフトウェアの商材を作ったり、ネットを活用してオンラインコミュニティを作りベータ版で公開したり、既存流通を無視してEコマースを始めたり。事前に根回しするのが下手だったので、関係者からクレームがついて、嫌な思いもしました。しかし新しいことは今では普通なことになっています。

立田さんがいうように、持続可能性を考え、関係者と対話をし、果敢に新しい取り組みに挑戦していくことが前に進むには重要であり、自分のためにも必要だと思います。

私にとっては今となっては、そうやって新しいことに挑戦したことがかけがえのない経験となっています。

次世代のためにいくつになっても、新しい取り組みに挑戦していきたいものだと思います。

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