【朗読】「指と指輪」佐左木俊郎(1929年)

ことの葉図書館では、主に青空文庫に上がっています、古き良き小説を朗読でお届けしております。今回は最新の第二十五巻の紹介です。

記事で紹介するのは、あらすじと朗読に選んだポイントです。
このポイントは、マンガしか読んでこなかった
【文学知識読解能力のない、のび太くんのような私が読みやすさを中心としたポイント】です。
つまり、プロ的なコメントはありませんのでご了承ください😊

【あらすじ】
亡くなった愛人の美しい指が忘れられず、愛人にかわる第二の指を求めて東京中を探して回る偏執狂の男の話。
1日の最後にたどり着いた喫茶店で、女性客の美しい指に惹かれ、彼女を追いかけ店を出る。そして漫歩者をかき分けながら東京中をかけめぐる。ポケットに、美しい指にふさわしい青光りの指輪をしのばせながら、、、。

【選んだポイント】
●主な登場人物が主人公の男性1人、女性1人(他喫茶店の店員)なので、台詞のかけあいの迷路にならない(私は登場人物が多いのが苦手)
●タイトルと主人公が指の偏執狂という性癖から、乱歩の独特の世界観を想像したが、オチがいい意味で裏切られ面白かった。
●終盤まで喫茶店の中で展開される、いわゆるワンシチュエーション的でわかりやすい。

ぜひ、日中の気分転換や就寝前のお供などにご視聴頂けると嬉しいです。
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