好きなもの
アートに触れてきた。
私はアートが好きだ。
まるで、私が感じている周りとの欠点や差、落ちこぼれている部分をカバーしてくれるような、そんな存在だ。
シンプルなスニーカーを見ていてもどこか気持ち悪い。
基本は黒色なのに靴紐や靴底だけ白い。
縫い合わせてあるチラリと見える糸の白さでさえ私には気持ち悪い。
ベースが黒なら、靴紐も靴底も縫い目も何もかも黒であって欲しい。
これは例えだけど、こんな感じで変なこだわりがとても強い。我慢はできるけど、自分の感覚をどこかで完璧にきて最高な気持ちを爆発させたい。
それができる唯一の居場所が自分の好きなアートに触れることだった。
自分が作り上げるわけでもない、ただ見るだけ。
それだけだけど、心は潤う。
アートがあって良かった。