離人感と最近あったこと

たしか始まりは、中学2年生の時にクラスメイトとうまくいかなくなり、そのストレスからか「生きている感じ」がなくなったあたりだと思う。
中3の卒業作文では「時間とはなにか、私たちは今生きているのか」という作文を書き、そんな難しいことを書くほどの頭もない私は、当時私のことを嫌っていた担任からさらに白い目で見られるなどした。

なんとか中学を乗り越えて高校2年生となり、当たり前のように不登校になった私は勉強も碌にできず、数学の再テストを受けていた。
教室を出ると外はすっかり暗くなっており、なぜだか「踊れそうだな」と思った。
自分でもびっくりした。私は自他共に認める病気レベルの気にしいで、外でサンドイッチすら食べれない有様だったから。

で、踊った。
映画のワンシーンみたいだなと書いてみて思うが、運動神経マイナスの私のダンスは側から見たら死にかけの病人である。
そんなこんなで高校は通信制に転入し、卒業後美術系の専門生になって今に至る。

正直毎日死にたいけど、今はそれなりに楽しい。離人感が強くなったせいもあるかもしれないし、大人になっただけかもしれない。自分がどう見られているかとかが割とどうでもよくなってしまって、でも人に嫌われるのは怖い。
楽しいことは他人事のようなのに、辛いことだけ心臓に矢が刺さったように痛くなる。我ながら逆に都合のいい離人感だなと思う。
オチは特にないです。

蛇足。
最近あったことは幼馴染に「どんどん自分がなくなっていない?嫌いになっていく」と言われたこと。
怖かった。1番気を許せていると思っていた人すら私のことを嫌うんだなあと思った。諸行無常。
私は人から「素直でいいね」と言われたことを間に受けて、なるべく人の意見を聞いて自分に取り入れていこうと思ったけど、それこそが自分がないということなんだろうか。
素直と自分がないことの境目ってなんだろ。

ここまで書いて思ったけど幼馴染は短大卒業後、いまだに就活もせずにバイトしてるだけなので幼馴染のほうが自分がなかった。黙れ

いいなと思ったら応援しよう!