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愛着障害って、、むずかしいね。
こんばんは。くらげです🪼‼︎
さて今週も一週間、始まりましたね〜。
くらげのクラスには月曜日が大荒れしちゃう
お子様がいるので気合いがいります。
今日はその子のお話を少し。
家庭での関わりが少し難ありなご家庭のAちゃん。
過去に顔に大きな痣ができていて
話を聞くと父親に蹴飛ばされた拍子に
洗濯機の角でぶつけたとのことで
虐待案件の要注意家庭として扱われています。
躾のための暴力も日常化しており、
家に帰るといつ、親たちが怒り出すか
わからないので意識レベルを下げて
過ごしているようです。
(これは市の支援課の方からのお話です)
さて、そんな緊張した土日を過ごしたAちゃんは
月曜日、溜まったフラストレーションを
存分に発散します🫨🫨
きっかけは劇遊びの衣装を着ていた際に
友だちの衣装を冗談で取り上げたことを
私に仲裁されたことから始まりました。
『お友だちがやめてって言ってたら
嬉しくないと思うからやめようね〜』
『同じことをされたらきっと自分も嫌だと思うよ』
自分の行動を制止させられたことにより
彼女はその場に寝転がり、劇遊びの話を
始めても微動だにせずにいました。
さすがに進行に支障が出るので
『ごめん、こっちだったら寝転がってていいから
移動してね〜』
と言って同じ部屋の空いてるところに抱きかかえて
移動させました。
劇遊びが進んでいくにつれ、彼女は参加できない
苛立ちを壁を蹴ることで表現し始めました。
6歳女の子とはいえ、なかなかの脚力で
壁(パーテーション)が壊れるんじゃないかと
思うほどでした。
時々、彼女に壁を蹴らないでほしいこと、
参加したいと思ってくれているなら
先生に言葉でしたいと伝えてほしいことを
話しに行きました。
ですが、自分から行動を起こすことはなく、
思い出したかのように突然泣き出したり
壁を蹴ったりの繰り返しでした。
彼女から行動してもらいたい、出来るように、が
現在の彼女の課題であり、私の支援計画の
ねらいでもあります。
少し見守っていましたが、難しそうだったので
再度声を掛けてみました。
私『劇遊び、したかったの?』
A『無言.....』
私『したいと思ってるなら左の指、したくないなら
右の指握れる....?』
(私の両手の人差し指を見せながら)
すると彼女は、したい方の左の指を
握ってくれました。
そこからはすんなり衣装を着て、元気に
参加してくれましたが、
活動が終わったあと、再度彼女と話をしました。
この時には自分の気持ちが落ち着いていて
話をしても逆上することなく聞いてくれました。
すごく些細なことですが、彼女の中では
『言ってもどうせ無理だと言われる。』
という思いが強いらしく、言葉にしたり
行動を起こしたりすることができません。
日々、彼女の気持ちの安定と、就学に向けて
友だちとの関わり方、友だちの気持ちについて
知らせていくことを意識しています。
『どうせ無理って言う』
この気持ちがなくなることはしばらくは
難しそうですが、少しでもそう思わずに
過ごせるようになってほしいと願うばかりです。
ここまで打ち込んで、寝落ちしていました。笑