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ここ半年の不調と自分の性格タイプ(INFJ)の関係〜上咽頭炎とヒステリー球〜①

自己紹介にも書きましたが、昨年夏に新型コロナウイルスに罹患してから慢性的に上咽頭炎の症状を抱えていました。

その上咽頭炎の症状だと思っていた喉詰まりが、ヒステリー球によるものかも?と状況が変わってきたので経過観察がてら記録していきます。

上咽頭炎とは

まず上咽頭の位置ですが、いわゆる素人が思う喉(口を開けた時に見えるあたり)ではなく、鼻と喉の間あたりを指します。

そりゃここに炎症あったら口開いても見えない

上の図のように、鼻の奥にあるのが上咽頭ですから、普通に耳鼻科に行って「のどに違和感が…」と訴えても異常なしと言われてしまうわけです。

全身に現れる症状

上咽頭炎による直接症状(放射痛を含む)
咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など

自律神経系の乱れを介した症状
全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など

病巣炎症として免疫を介した二次疾患
IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など

日本病巣疾患研究会

えっ?!なんで喉の炎症なのに自律神経症状がでるの?!

上記の添付画像を見るとわかりますが、上咽頭付近は迷走神経が通っているのです。その付近が炎症を起こしていたら、影響が出てしまうわけですね。

また、2段目の自律神経の欄でお分かりかとおもいますが、新型コロナウイルスの後遺症でよく挙がるブレインフォグなども含まれていますね。

はじめに罹患した時はとにかく慢性疲労と頭痛がひどく、仕事中も (当時はフルリモートでした、本当に助かっていた) 30分に一回は横になっていたし、外出なんてとても無理でした。とにかく疲れやすく、すぐ眠くなってしまいました。

原因

急性の咽頭炎がきっかけで引き起こされる場合が多く、近年では新型コロナウイルスの後遺症としても見受けられるようになってきました。私ものそのうちの1人。

コロナってインフルエンザみたいにタミフル飲んでウイルスを早急に追い出すことができないから、症状が結構長引きますよね?それが良くないみたいです。

これが慢性化すると風邪を引かなくても悪化する原因が増えてくる(辛いものを食べるなど)のですがこちらは後述します。

気付けたきっかけ

ヒラハタクリニックさんのYouTube
新型コロナウイルス後遺症に関して有益な、そして改善の助けになる情報をたくさん発信されています。後遺症に悩んでいる方、必見!

この動画で、上咽頭炎かも?と気付くことができたので本当に感謝しきれません😭

こちらもおすすめ。

こうして私は上咽頭炎の治療をしている耳鼻科を探す旅に出るわけです。

治療

西洋医学の観点


上の動画を見ればわかるのですが、上咽頭炎の治療はなんと1つしかありません。

その名も

塩化亜鉛溶液を用いたEAT<イート>(上咽頭擦過治療)
Bスポット治療ともよばれています。

この治療、めちゃくちゃシンプル。

塩化亜鉛溶液が塗られた綿棒で鼻の奥を血が出るまで擦過するのです。

こんなにも日本の医療は進んでいるのに、ここにきてかなり原始的。

おわかりかと思いますが、死ぬほど痛いです。

みなさん、インフルの検査、嫌いですよね?
アレのさらに痛いバージョンです。

プールで鼻に水が入った時のツーンとした痛みの激痛版。擦過している時は痛すぎて自然と涙が出るし、頭がカチ割れそうです。(脅しすぎ)

でも、効果は抜群でした!

1週間に2〜3回、集中してやったら、4回目くらいには日常生活が送れるようになってきたのです。なんというか、肩から上が物凄く軽くなった感じ。頭痛や疲労感はかなり改善されました。

個人差がありますが、治療後は炎症が悪化しているので予定を入れず休むことをオススメします。

しかしここで注意なのが、

全ての耳鼻科で
EATは実施されていない

ということです。
それどころか、上咽頭炎?ナニソレ?な耳鼻咽喉科の方が多いようです。

そこで、日本病巣疾患研究会さんが全国の実施院をまとめてくれています。要チェック!

東洋医学の観点

コロナに罹患した直後の上咽頭炎は、EATと漢方によって2ヶ月ほどで完治しました✨

しかし…今年の5月にまた同じ症状が。
これがなんとEATが効きません。

上咽頭炎に罹患した方はほぼほぼEATで快方に向かうのですが、

10→6までは改善するけど、
そこから下げていくことが難しい

ということに直面します。

EATはめっちゃ効果抜群だけど、人によっては他のアプローチが必要になってくるのです。

そこでこちらのチャンネルに出会います。
耳鼻科専門鍼灸師GAKU先生

東洋医学で上咽頭炎は熱がこもっている状態ととらえ、こもった熱を全身に循環させることで症状を緩和すると考えます。

つまり、首の凝りを治す
ということです。

それは整体や鍼灸でアプローチしたり、
日々の首凝りストレッチだったり、
食事や運動習慣
改善していくそうです。

詳しくは他の動画を見てみて下さい。

そこで私は、GAKU先生がおすすめしている、
こころからだ整体院さん
に通うことを決めました。

参考になった本

ここで上咽頭炎を理解する上で参考になった、実際に購入した本を2冊紹介します。

西洋医学編

EATをはじめ、自宅でできる鼻うがいなどのセルフケアについて書いてあります。口呼吸や体の冷えに言及しています。また、顎が小さい人は鼻呼吸がしにくく、顎関節症気味なのも原因かもしれないとは驚き!図解もわかり易く、まずどのような病気が知るのにうってつけです。

東洋医学編

GAKU先生のチャンネルにもありますが、効果的なストレッチや避けた方がいい食べ物や(白砂糖、揚げ物、唐辛子系の辛いもの) やめた方がいい生活習慣などが書いてあり、困った時に読んでいます。結構驚いたのが、手首を温めるということ!

辛いものを食べると悪化すると自覚することもできました。

経過

結論から言うと、喉の違和感以外は徐々に良くなり仕事に集中できるくらいまでは改善して行きました!

月8回の施術を2ヶ月ほど行い、
今は(3ヶ月目)週に1回で済んでいます。

具体的な症状は、悪い順から喉の異物感、首肩の凝り、頭痛、顎関節症、腰痛でした。

良くなっているとはいえ、喉の違和感だけはずっとありちょっと悪化さえしているように思えます。

そこで私は9回目のEATに向かいます。

渡されたのは不安神経症の漢方

いつもの耳鼻科だと待つし、会社に行きづらいから予約が取れて待ち時間が少ないとこにしようと転院。久しぶりに内視鏡で見てほしさもあった。

経緯を説明

EATと内視鏡を交互にやる感じ

今までで1番長い😭なんだこれ

内視鏡の写真をみて説明

先生「上咽頭炎の症状としてはかなり軽症です」

私「?!」

先生「EATは頭痛には結構効くけど、肩凝りとか喉詰まりは別のアプローチが必要かも」

私「実は整体にかよっていて…」

先生「整体に紹介されていらっしゃる患者さんいるけど、EATが効くかは個人差がある。後鼻漏はありますか?」

私「全くないです、喉の詰まりと吐き気と肩凝りだけです」

先生「漢方なに貰ってました?」

私「荊芥連翹湯です」

先生「?!???半夏厚朴湯出しておきますね。EATしてみて、良くなったと感じたらまた来てください」

私「ありがとうございました」

〜終了〜

半夏厚朴湯ってなんだろ
調べる🔍

半夏厚朴湯は、ストレスにより滞った気の巡りを整え、溜まった不要な気を発散することで、気分がふさぐ、ささいな事で不安にかられるなどといった不安神経症など、ココロの症状の改善が期待できると同時に、のどのつかえ感や咳、神経性胃炎などによる吐き気など、カラダの症状の改善が期待できます。

クラシエの漢方

のどに何か物がつかえたような違和感があるけど、咳ばらいをしても、唾をのんでも、水を飲んでも、物を食べても、何をやっても解消されない!こんな症状があったら「のどの病気なのでは!?」と不安になられる方も多いようです。

漢方では昔からストレスによる気の乱れが原因で起こる代表的な症状だと考えられていて、梅の種がひっかかったような感じがすることから“梅核気(ばいかくき)”と呼ばれています。最近では西洋医学でも“咽頭喉異常感症”と呼ばれ、だいぶ認知されるようになりました。

クラシエの漢方

ここにきて、ニューカマー

梅核気
咽頭異常感症
ヒステリー球

たしかに。

上咽頭炎でメジャーな後鼻漏や咳の症状がまっっったくない私。

肩凝り、首凝り、頭痛、喉詰まり、吐き気
すぐ喉枯れる

なにより、
喉に梅の種が詰まったような違和感と吐き気 この説明に腑に落ちました。

しかし、ちょっとドキッとするのが
心の病気、不安神経症という文字。

えー…私ってそうなんかな?
そんなことを思うと自然と涙が。

たしかにここ2年はなかった、PMDD(月経前不安症候群)が出てきたり、生理始まっても不安がなくならなかったりした。

ヒステリー球は何科?

こんな時にもヒットするGAKU先生。
ありがたや。

GAKU先生が言うには(というか他のヒステリー球の動画を出している先生方も)ヒステリー球の原因は2〜3つ。

  1. 逆流性食道炎

  2. 喉の前の筋肉の緊張

2の場合のストレッチも紹介されています。

そしてもう一つは前述した通り、
ストレスです。

精神医学の観点から。

益田先生も、逆流性食道炎について触れています。

興味深かったのが、ストレスを感じた時に反応がでる箇所が人によって違うということ。私にとってはそれが、喉と肩だったのかも?と思いました。

白雪姫の例えが分かりやすいです。

INFJ気質の人、なりやすいかも?

2人の先生の他にもう1人、とっても興味深い&腑に落ちる説明をしてくださった方がいらっしゃいます。

東洋医学の観点からみると、
ヒステリー球は

喉に
気が滞っている状態
つまり、気滞を指します。

この気滞を引き起こす原因は大きく3つ

  1. 気が張っている=緊張状態が続く
    自分のキャパを超えて頑張りすぎている

  2. 肺気虚=呼吸が浅い
    アレルギー体質の人は少し肺が弱い

  3. 脾気虚=胃腸が弱い
    考えすぎる、人に評価を求める

!!!!!

全部当てはまるけど、特に1と3かな

それにしても、

胃腸が弱い人=考えすぎる
という考え方、目から鱗だ!

考えすぎたり、他人の感情マターなINFJの方どうなんだろう、胃腸弱いですか?(私はそう)

やっぱり、考えすぎるってエネルギー使うんだなぁ。

1人の時間以外は全て気が張っている傾向にあるので1も自覚ありですね。

キャパって人によるから、自分がキャパが狭くて人よりすぐへたっちゃうとことか、なんか認めたくないし、まだまだやれるぞ!がんばれ!ってなっちゃう。

なかなか弱い自分って受け入れられないです😅

さて、この動画の後半は改善策についてもはなしてれていますのできになったら見てみて下さい。

(おおよそ自律神経を乱すな!ということなので、割愛)

さてどうする?この夏やりたいこと


そんな私がこの夏試してみたいこと

  • 耳鼻科専門鍼灸院に行こう→予約した!

  • 週一でいいから、運動習慣をつけよう

です!

精神科やカウンセリングは私にはまだハードルが高く。耳鼻科専門鍼灸院は整体に通う前に迷っていたことでもあったし。運動は様々な病気の対策にもなるしやってみようかなと。異形成も吹き飛ばしたい。

運動なにやろうかなー、姿勢を改善したいのでピラティスとか気になってます。

というわけで、経過があったらまた書きます。

みなさんもご自愛ください。

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