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闇を抱えて生きる
昨日、おススメされて、「バガボンド」という漫画を読ませてもらった。10巻まで。
この漫画。。。
やばいです。個人的に思うのだけど。
今まで、自分が、知りたくて学んできたいろいろなことが書いてある。
10巻まで読んだところで、メルカリでポチりました。個人的にそばに置いておきたい漫画だと思ったので。
その中でも、今朝、「闇を抱えて生きろ」という漫画の中でのセリフを、ふと思い出した。
「闇を知らぬ者に 光もまたない。闇を抱えて生きろ」。
昨日、たまたま「痛みがあるから、身体とのコミュニケーションが変わる」というようなことを話されていた方がいて、その方の話から、この言葉を思い出した。
私は、少し前まで、整体を学んでいた。今は辞めたのだけど、
辞めた理由の一つが、痛みを簡単にとってしまうことへの違和感を感じだしたことだった。
自分も、今までは、腰痛に悩んだり、テニス肘に悩んだりして、この痛み、早く無くならないかなって思うことがあったり、痛い時はどうしたらいいかと、整体の先生に相談することもたくさんあったのだけど・・・。
身体の原理原則を使ったメソッドを学び始めて、身体と向き合い始めて
自分の身体の使い方や、生活の仕方などを見直したりするようになった。
これって、ずっと、生理痛がひどくなって、生理と向き合い続けてきたことと同じだなって思うようになって、「痛み」って身体からのメッセージなんだろうなって思うようになった。
私は、痛みには弱いし、すぐになくなればいいって思う方だから、痛い時はすぐみてもらうことが悪いことだとは思わないのだけど、違和感。
でも、痛みと向き合ったり、自分でケアをしたりするようになって、元気に動けることのありがたさを感じたり、自分とのコミュニケーションも変わってきた気がする。身体の声を聞くようになって、自分を受け入れられることが増えたというか。いいことも、悪いことも含め、自分なんだよなぁて思えるようになったというか。
それって、現実起こること、自分の過去の経験でもそうで
ネガティブなことがあっても、すぐにポジティブに変換するのじゃなくて、
ネガティブを受け入れるからこそ、いろんな思い込み、問題点なんかを明確にしたり、糧にしたりできるよなぁって思ったり。
闇からじゃないと、光が見えないというか。
落ち込んだ時に、そこにとことん浸って、自分を見つめるから、光って見えてくるのかなって。
闇があってもいい、抱えてたっていいっていう、何だかとても胸に突き刺さった言葉だった。
一生付き合っていく身体と心。
だからこそ、どんな自分でも、自分で大事にしたいなって思う。
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