腰痛が教えてくれたもの
先週末、久々に腰痛が出る。
朝起きたとき、腰が痛いのを感じて、「これはヤバいやつだなぁ」「無理したら、やっちゃうかもしれない」と、痛みから、そんなことを感じる。
けど、その日は仕事。現在、職場が絶賛人手不足中。
休めない職場もどうかと思う反面、自分が休んだら他の職員さんに負担がかかりすぎるのも申し訳なく思う。
来週は身体のケアをする日があるので、とりあえず、その日までなんとか身体に頑張ってもらえたら・・・ということで、自分にできることを探すことにした。
こういう時はくらげ体操。身体を感じながら、身体をくらげにしていく。
このくらげ体操の面白いところって、身体が緩むことでニュートラルになれる。そして、このニュートラルになった感覚で動いていくことができるということ。
自分が乱れてる気がしたら、自分の動きの中にくらげの感覚を見出すようにすると、自分が整っていく感じがする・・・ようになってきた。1年続けてみて思うこと。
そして、このくらげの感覚でいると、自分の周り360度で何が起こっても、スッと対応できるという不思議。意識して場を感じなくても、自然に気づけるようになる・・・感じがしている。
くらげになりながら、↑のことを思っていたら・・・
あ!私、自分のやることで一杯一杯で、自分の身体を感じる余裕が全くなかったということに気づく。
いろんなことが「波」だと思って、その「波」に乗ることで、なんでも楽に感じるようになってきたけれど
今の自分は、「波に乗る」ではなく、「波に飲まれる」だったな。。。と。溺れてました、完全に。
だから、自分で何かをしなければ、もっと頑張らないと、うまくいかないのは自分の何かが問題だから、って、なんだか自分ばっかり力が入ってしまっていたような気がした。
なので、自分がまず緩もうと。うまくいかなくても、その状況をただ感じてみよう、その状況から、自分が緩む、自分が楽しむポイントを探してみよう。
そんな感じに思えてきた。不思議と、心が緩むと身体も緩む。いや、くらげで身体が緩んだから、心も緩んだのかな。
そして、「360度どの方向で何かあっても対応できる」という、緩んでニュートラルな自分の身体の感覚を信頼することに。
身体が緩んで全身が連動しだすと、動きもなんだか軽やかになったり、気持ちにも余裕が出てきたり。仕事に行く頃には、腰痛も楽になってきた感じ。
そこから1日働いて、360度対応できる自分を信頼した結果、普段よりいろんなことに気づいて対応できた感じ。
普段ならしんどく感じていたところも、その状況で笑える余裕があったり、自分も相手も楽になる着地点を探して動こうとしたり。自分的にも楽だったな。
そういえば、1日腰痛もでなかったという事実。
腰が痛くなるには、腰を痛めるだけの理由があるんだなと感じた。
それは、いろんなことの衝撃を身体が受け止めていたり、身体のどこか一部分が頑張るような身体の使い方をしていたり。
けど、それって、身体に起こっていることは、現実にも現れていて、身体のどこか一部分が頑張っているということは、自分だけが頑張っている状況になっていたりする。
私の場合、全身が連動して動くようになったことを感じたら、不思議と、周りの人に助けを求めても、快く助けてもらえるようになってきた。
自分の心のことを見ることをずっとしてきたけど、身体のことも見るようになったら、相乗効果で現実が変わるのが早くなった気がする。
やっぱ、周りを変えようとするのではなくて、自分の内面を変えていくことが一番かもしれない。
今回、腰痛が出たことを通して、いろんな気づきがあった。
「痛くて嫌」だけだったら、受け取れない色々なものが、今回はたくさん受け取ることができたと思った。
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