身体が喜ぶ味
先日、ぶどう農家さんへ、出荷のお手伝いに行かせていただいた。
ぶどうを収穫して、箱詰めする作業をお手伝いさせていただいたのだけど
美味しいぶどうが、自分たちの食卓に並ぶまでに、こうやって丹精込めてぶどうを作ってくれ、大事に梱包して出荷してくださる農家さんがいるんだなということを肌で感じて、なんてありがたいんだ!と感動した。
貴重な経験をさせていただいたのだけど
お土産にと、大きなピオーネをくださった。
で、少しずつ食べているのだけど
こうやって近くに置いとくと、つい、パクパク摘んでしまう。
甘くて、程よい酸味があって、みずみずしくて、とっても美味しい。
ぶどうを味わっていたら、
そういえば、自分が「身体が喜ぶ」っていう感覚を味わった初めての食べ物って、ぶどうだったことを思い出した。
中学生の頃だったと思う。
夏休みの終わり頃だったか
弁当持ちで部活に行った時、その弁当のデザートがぶどうだった。
たくさん走って汗かいて、若干食欲がなくて、ぶどうなら食べられるかなと食べた時、程よい酸味と甘さとみずみずしさで、身体が喜ぶ感じがした。
美味しい・・・
身体がとっても元気になった。ぶどうってこんなに美味しかったんだって感動した。
身体が欲していたものが、ぶどうに全部入っていたのだと思うのだけど、
ぶどうを食べながら、その時のことを思い出していた。
「旬」ってすごいな。
美味しくいただけるってありがたいな。
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