許すということ

昨日見た、鬼の鎮魂歌(レクイエム)というミュージカルの上映会

その中の場面のセリフで

「全て許す」という言葉があった。

許すかぁ。

何だか、果てしない愛だなっていう感じもしたのですが。

自分にとって、許すって?許せないことって?とちょっと振り返ってみた。

許せないことを思い返してみる。

ないなぁと思っていたのだけど、どうしても許したくないなと思うことがあって。

許せないんじゃなくて、許したくないんだなっていう気持ちにまず気づく。

だって、あのままでいいってことになるし。

私は嫌な思いをしたままでいいってことになる。そんなの許したくない。

・・・けど、許したくないという気持ちを持つことを、まず許してみたら、

それでも自分にもたらされた恩恵や、自分以外にとっての恩恵に思いがいった。

何だか、事実だけが残った感じ。

許すって、終わらせることなのかも。

そして、それをいいという人もいるし、嫌という人もいるし、好みの問題で、人それぞれ、好みや生き方を選んでいけばいいんだなという気持ちになった。

「ありがとう」

って、自分の中で、そのことに決着がついた感じ。

嫌だと思っていたことの中にもちゃんと、それでもありがたかったことってある。

イコールで結び付けなくていい気持ちもたくさんある。

そのままでいいとしてみる。自分も相手も。

それだけで、自分の心の中が平和になる気がした。

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上映会の後に食べたカレー

一つ一つ味わってもいいし、全部まぜこぜにしてもいいとのこと。

味わった後に、全部混ぜてみた。

単体で食べても美味しかったけど、混ざり合うことで、また違った味わいになった。美味。

別々でもいい、一緒でもいい。

味わい深い人生を送りたいなと思った。


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