IPOプロジェクトの振り返り&クラダシ管理部のご紹介
管理部部長の岡村です!
株式会社クラダシは、2023年6月30日にグロース市場へ上場いたしました!
(左が私です。CTO城前と一緒に、鐘を力いっぱい叩いてきました!!!)
クラダシに入社してから、2年近く、IPOプロジェクトの中核を担い、走り抜けてきた身としては、この日を無事に迎えることができたことを大変嬉しく思うと共に、クラダシの内外で関わっていただだいたすべての皆さまへ感謝を申し上げたいです。
IPOはGOALではなく、「START」ですが、ここに辿り着くまでは決して平坦な道のりではなかったので、一つの大きな区切りとしてきちんと振り返りたいなと思います。
1.自己紹介&入社のきっかけ
・EY新日本有限責任監査法人(9年)
公認会計士として監査法人でキャリアをスタートし、同社の自動車セクターにて、完成車メーカー・サプライヤー・ディーラーなどの監査を担当。他、IFRS(国際会計基準)コンバージェンス業務やIPO支援業務に従事。
・クラダシ(もうすぐ丸2年)
財務経理グループリーダー兼内部監査グループリーダーとして入社し、2022年7月から管理部部長として、人事労務を除く、バックオフィス業務全体を管掌すると共に、中核メンバーとして、IPOプロジェクトを推進しました。
・入社のきっかけ
前職(EY)の先輩だった弊社CFOの髙杉からオフィスに遊びに来ないか?と誘われ、その時にクラダシのビジネスモデルを説明してもらったのが最初でした。ビジネスモデルはシンプルですが、ソーシャルビジネスとして持続可能であるために、社会性・環境性に加えて経済性も追求していくビジネスモデルである点が良いなと思いました。そこからだいぶ経ちまして(1年近く経ってオフィスも移転していましたw)、本格的にIPOに向けた体制の確立が必要ということで、2021年8月にクラダシにジョインしました。
2.IPOプロジェクトについて
IPOプロジェクトの推進は、私に課せられた重要なミッションの1つでした。
クラダシは、2020年6月期をN-3期として、IPOプロジェクトがスタートしました。私がクラダシに入社したのは、N-1期(直前期)に入った頃でした。直前期とはいえ、まだまだ抜け漏れなどもあるかと思ったのですが、「想像以上にしっかりとしたガバナンス体制が整っている!」と驚いた記憶があります。
ただガバナンス体制というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、不必要な締め付けをすることがガバナンスではなく、「事業を加速させるために」必要なガバナンス体制を構築・運営することが重要だと、私自身も、管理部メンバー全員も、強い想いを持って業務に臨んでいます。
これは入社してから今現在に至るまで思っていますが、クラダシの経営陣は、事業をグロースさせるために、ガバナンス体制を置き去りにすることなく、クラダシという船を安定的に運営することをきちんと考えられるバランス感覚があります。
バックオフィスを管掌する身としては、管理部が置き去りにされることなく、一体となってプロジェクトが推進しやすい環境を整えてくださったことに感謝していますし、同じ想いを持っていつも一緒に働いている管理部のメンバーにも、大変感謝しています。
IPOプロジェクトについては、細かいことを書き始めると長くなるので2つだけ。
・ガバナンス体制の構築
「目的意識を持ったものとなっているのか」「持続可能なものか」という点は、常に意識していました。前述した通り、原理原則を語ることは非常に簡単ですが、「何のためにそのルールを導入するのか」「導入したルールは安定して運用可能なのか」という観点が欠けていては、「事業を加速させる」ことにつながらないからです。普段から、管理部はクラダシのあらゆる部署からたくさんの相談をいただきますが、スピードを落とさずにしっかりと本質を見極めて物事を判断していくことは非常に重要ですし、管理部全員がその意識を持って取り組んでいることが、IPOに繋がった要因の一つと考えています。
・事業計画の策定、予実管理
事業計画の策定は、単なる数字遊びなんかでは決してなく、意思を持って作成し、目指していくもの・コントロールしていくものであるということを、IPOプロジェクトを通じて学ばせていただきました。
この業務に取り組むためには、クラダシ全体がどのような動きをしていているかを常にキャッチしつづける必要があります。
・受注の状況やコストの発生状況を常にアンテナを張ってキャッチしつづける
・月次・四半期・年度の着地を見通してフィードバックする
・数字を見える化して、「定量的」に分析する
CFO髙杉と共に、毎週のように、様々な議論を重ねてきましたが、経営の舵取りとなる非常に重要な領域を任せていただき、大変やりがいのある業務の1つです。
3.今後、実現していきたいこと
ここまでの軌跡を振り返ると、改めて私が1人で成し遂げたことはないなと思いました。監査法人というプロフェッショナルファームとはまた違う、様々なバックグラウンドを持った素敵なメンバーが集まったクラダシは最高に素敵な組織だと思います。
IPOフェーズはもう忘れて(思い出したくないこともあるしw)、上場企業としてこれからさらにクラダシを成長させていきたいですし、クラダシで働けることを羨ましがられるような組織にしたいと思います!
4.採用候補者へ一言
クラダシの管理部は、「財務経理G」「法務総務G」「内部監査G」「経営企画G」により構成されており、人事労務を除いたバックオフィス業務が職務管轄となります。
そんな管理部ですが、社内からは以下の評価をいただいております!
・相談しやすい(※岡村調べ)
・いつも爆速で対応してくれる(※岡村調べ)
・管理部がいるから安心してチャレンジできる(※岡村調べ)
今までも、これからも、取り締まるだけの管理部はクラダシには必要ありません。私たち管理部のメンバーは、「管理部のあるべき姿」ではなく、「クラダシの管理部のあるべき姿」を追い求めています!!
(経営陣+管理部メンバーです!!!本当にみんながんばった!!!!)
上場企業として、組織内での管理部の重要性は増していくと思います。IPOフェーズを経て、一定の体制構築はできておりますが、事業を更に成長させていくためにはまだまだやらなければならないことはたくさんありますし、そのためにリソースは十分ではありません。
私たちのMission「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、Vision「日本で最もフードロスを削減する会社」を一緒になって実現するために、「事業を加速させる管理部」としてご一緒できる方をお待ちしております!