飽きると戦う

好きなこと、やりたいこと。

人それぞれ多かれ少なかれあると思うが、どれだけやりたかったことでも、時間の経過とともにやってくるのが『飽き』。

心理学では「馴化」や「心的飽和」という。

「馴化」は刺激を受け続けることで最初は最初は驚いたりなんらかの反応をしてしまうが、徐々に慣れてなんとも思わなくなる現象。

「心的飽和」は刺激がないことに対して、続ける意思がなくなる現象。

科学的には立派に確立されてるにも関わらず、どうも「飽きる」ことは悪いことというような捉え方をされている気がする。

根性とか信念とかが足りない。

これまでの人生でそんな風に言われてきたのを鮮明に覚えている。
精神論で全てを片付けようとする大人がたくさんいた。

我ながら、今までよく生きてきたなと自分を褒めたい。

社会人になってからボルダリングを始めたわけだが、いくら好きなことでもやはり「飽き」というものはやってくる。

しかしその「飽き」も少しの工夫で解決できることも学んだ。
僕は寂しがり屋な人間だ。好きなことでも一人でやっていると、寂しさという、虚しさというか、そんな心理に浸る。楽しみを失い、やがて飽きる。

だから誰かと一緒に登りに行く。

友だちと一緒に登りに行くだけで飽きることなく、長らくボルダリングという趣味を続けられている。
スピードは遅いが、おかげさまで成長もしている。

これからも飽きずに楽しく成長していこー!

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