くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第340回 「臭いっていいにくい嗅覚過敏は『比較できない』からわかりにくい?」ってお話
登場人物
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本文
[く] こんばんは。くらげです。
[寺] こんばんは。寺島です。
[く] びっくりすることにもう2月が終わってしまいます!
[寺] 本当ですよ!もう今日で2月が終わりますよ!
[く] すみません、2月半ばからは心身共に調子を崩して最低限の仕事すら難しい状態になっていました。どうにか回復して最低限やらねばならないノルマを必死にやっているところです。
[寺] noteの更新も最低限のノルマに入れておいてくださいね!今月も3本しか出してないですよ…。読者の皆様にも申し訳ない。私も連載の疲れとかでかなりダメでしたが、くらげさんが完全にダウンするとは想定外でした。
[く] 本当に申し訳ありません…。いや、なんかあったかくなったり寒かったりするのに耐えきれなかったみたいですね…。あと、花粉がひどくて花粉症の薬を飲んだんですがそれが効き過ぎたのもあるようです。
[寺] あー、くらげさんも春の花粉症ですか。前からでしたっけ?
[く] 数年前から兆候はあったんですが、無理矢理押さえ込んでいたんですよ。
[寺] 無理やり押さえ込むってなんなんですか(笑)
[く] 劇的に症状がでるわけでもなくて「なんとなくムズムズする」程度で済んでいたんですよね。でも、昨年からもう目が痛いし呼吸がしにくくて辛いしで諦めて薬を処方してもらっています。
[寺] 年齢的なアレで水面下に収めていられなくなったんですかね…。
[く] その可能性もありますね。一方で花粉症の薬を飲んだらへんに匂いが敏感になって普段食べているご飯がどうも臭いというか気になりはじめました。
[寺] 発達障害があると感覚過敏を持ちやすいんですよね。でも、くらげさんは匂いに関する感覚過敏はそれほどなかったですよね。むしろ麻痺してるほう?
[く] そうですね、麻痺してるほうです。ただ、発達障害の薬を飲んで禁煙もしてから「臭さ」がだいぶ分かるようになりました。
[寺] あ、じゃあ回復したってことかもしれませんね。くらげさんの奥さんのあおさんはだいぶ敏感ではないのですか?
[く] 自分より遥かに鼻は効くようです。特にプラスチック系のものが駄目だそうです。
[寺] あーわかります!うちは私も娘も息子もそうですね。特に娘はプラスチックケースの匂いにすごく敏感で、出来合いの離乳食を使うことができなかったので大変でした。息子も給食の運搬用のプラスチックケースがダメで「吐き気がする」って学校で給食を食べないこともしばしばでしたよ。息子を私立学校に通わせた理由も、主に給食の問題でしたね。
[く] かなり最初の頃にそういう話をしていましたね。今でもダメですか?いや、年を重ねると感覚過敏が落ち着くケースもあるようですが。
[寺] ダメですね〜。娘はむしろうるさくなりました。なので、基本「疲れたから惣菜を買ってきてご飯に出す」ということができないんですよ。惣菜のトレーの匂いがダメ。
[く] そこまで駄目だとかなり買える食材が限られてしまいますね。
[寺] 冷凍ものもパッケージごと温めると嫌な匂いが出てくることもありますから、材料で買ってきて自分で調理するのが基本ですね。残り物があってもタッパーも使いません。琺瑯のケースとサランラップで回してます。
[く] そうなるとコンビニ弁当なんてもってのほかでしょうね。
[寺] コンビニ弁当ですか…まあ、どうしてもっていう時はお皿に移してからレンジで加熱すればなんとか。
[く] 以前はボクでも容器の匂いが気になっていましたが、ここ数年でかなり改善されていますよ。まあ、最近はコンビニ弁当が値上がりしてちょっと買えない値段になっていますが…。
[寺] そんなにですか。自炊しない人にとっては死活問題ですね。くらげ家はコンビニ弁当を封じられたらどうするんですか?生協弁当一本にするんですか?
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。