くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第186回 「無限振子に見るADHDとASDの感性の違い」ってお話
登場人物
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本題
[く] こんばんは。くらげです。
[寺] こんばんは。寺島です。くらげさん、体調は大丈夫ですか?
[く] あんまり大丈夫じゃない…というか、脈を整える薬の影響なのか、仕事で無理をするとすぐに疲労感で動けなくなります。なので、仕事があまり数こなせてなくて、割とストレスではあります。
[寺] まぁまぁ、体調が悪いときは素直に休む時間を増やしましょう。これ以上体調を崩したら元も子もないですからね。
[く] そうですね。あまり無理をしないように努力したいと思います。
[寺] さて、今回はゲストの方をお呼びしております。志堂洵さんです。よろしくお願いいたします!
[く] このnoteの大ファンで一度出演させてほしい、ということで連絡をいただきましたので、是非に、というところで。まず、自己紹介をいただけますか?
[志] はじめまして。この度ゲストとして出演する志堂洵と申します。17歳の時にアスペルガー寄りのASD(自閉症スペクトラム障害)と診断されました。その後、自分がどんな人間かを知るべく発達障害にまつわるメディアを探しては読んできました。この対談もそのひとつです。 この対談を知ったきっかけなどについてはこちらをご覧いただければと思います。ちなみに第168回目のお二人がご自身の障害に気づいたきっかけがテーマの対談と第171回目のギフテッドと2Eについての対談は、私のリクエストを反映していただいたものです
[寺] イラストなんかも描いてらっしゃるんですよ。
[志] 昔からずっと絵心がないと思っていたのですが、iPadとApple PencilでProcreateという描画ソフトを使い始めて、可能性を見出しました。と言ってもごく最近のことなので、まだまだ練習中ですけどね。
[く] ありがとうございます。実はこの対談に先立って「何を話すか」という打ち合わせがあったのですが、志堂さんから「無限振子」という本を話題にしたい、というリクエストがありましたので、この本について話そうか、と。
[寺] 内容をざっくりいうとASDの精神科のお医者さんが自分の障害を知って、周りのお医者さんなどの支援を受けて自己受容していく過程を綴った本なんですね。
[志] そうです。もう本当に壮絶な思いをしながら……「無限振子」は、誰からも理解されないということがどれほど辛く、哀しいことかを如実に物語っていると私は思っています。
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。