くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第402回 「AIで自閉症を判断する是非って!?AIに人が合わせる時代はもうすぐ?」ってお話
登場人物
過去記事マガジンも作ってます
本文
[く] こんばんは。くらげです。
[寺] こんばんは。寺島です。
[く] 10月に入ってから寒暖差とかいろいろあって完全に体調とメンタルがダウンしておりました…。
[寺] またですか。まあ、私も身体が痛くて精密検査受けてる中ですけどね…。
[く] コロナのあとからずっと調子悪そうですけど、それと関係があるんですか?
[寺] そこはわからないんですけど、確かにあのあたりからガクーッと体力が落ちたのは確かですねえ。仕事にも遅れが出ていて、あちこちに頭を下げている最中です。
[く] 病院は行ったんですよね?何の病気だったんですか?痛いということですが…
[寺] まだわかってないんです。可能性があとからあとから湧いて出るので…。今の症状はうまく説明できないのでイラストに描いてみました。(見せてる)
[く] うわ、かなり痛そうだし思ったより深刻そうですね。
[寺] もう中年なのでなにが起きてもおかしくはないのですが…。検査につぐ検査なので時間も使うし体力も消耗しますね。
[く] その中で完全に自分も作業が遅れております。本当に申し訳ない…。
[寺] 本当ですよ!もう10月も半ばなのに1本も出来てないです…。これは今月も焦げ付きの危機だわ…。おかしいな?スケジュールを組むことができるようになって、多少は余裕が出てきたと言っていたはずなのに…。
[く] いやー、スケジュール管理のテクニックがどうというより、メンタル的にうわーってなって寝込むことしかできない時間が長くてしんどかったです。季節性の鬱っぽいやつかと…。久々に抗うつ剤の頓服薬飲みました。
[寺] 今年は例年になく酷そうですね?
[く] まぁ、いろいろ別の仕事でテンパっていることもありますが、まぁ、読者の皆様にはあまり関係ないところなので頑張ります。
[寺] 隙間があると見たら詰め込むから…。もう目の前に仕事がある状態でしょうから頑張りで埋めるというなら止めませんが、なるべく計画的に頑張ってください(笑)
[く] ちょっとネタを提供すると、別の仕事で国際福祉機器展にいったんですよ。
[寺] あ、あおさんが毎年行ってるアジア最大の福祉や医療機器の展示会ですね。くらげさんも、いつのまにか毎年行くようになったんですね(笑)
[く] 仕事の御縁で毎年行くようになりました(笑)まぁ、取材以外にもいろいろみてきたんですが、行政や企業向けに聴覚障害者の手話をAIで分析して翻訳するという技術開発が進んでいたんですね。
[寺] へぇ、手話は人によってブレがありそうなので機械で動きを拾うのは難しそうですよね。
[く] ボクも手話を撮影してリアルタイムで翻訳するのは難しいと思っていたんですけど、読み取り精度が60%くらいと思ったより高かったですね。
[寺] 正解率が60%かな?予測値との差が60%かも。どちらにしても実用化が見えてきてる数字ですね。発達障害の人向けに言おうとした口の動きを読み取って、印象のいい言葉に言い換える「言い換えアプリ」みたいなのも作ってくれないかなあ(笑)
[く] それ、前から言ってますよね(笑)まぁ、面白かったのはテストを重ねる中で年齢層が上のほど読み取り精度が落ちていたということなんです。研究している方に「なんではっきり差が出ているんでしょうね?」と聞いたら若い人はAIの翻訳をみてAIが認識しやすいように試行錯誤する傾向があったそうです。
[寺] AIが人間の動きのブレを感知できるようになる前に、人間がAIに合わせていくんですねぇ。いや、手話に限らずいろんなもので「道具に合わせて生きている」部分はあると思いますけど。
[く] まぁ、AIもどんどん高度になってますが、AIだけではなくて人間そのものも変わっていく必要があるんだろうなあ、と感じました。
[寺] 道具で変わるのは当たり前ですよ。お金で人類がどう変わったかは言うまでもないですが、今やデザイナーも自分の手で「溝引き」(まっすぐな線を引く技術のひとつ)したりしないですもん。
[く] それはそうでしょうけど、AIが理解する手話が「正しい」となると、それはちょっと違和感がありますよね。
[寺] でも溝引きは勘のいい人でも習得するのに3カ月ぐらいはかかるけど、イラレ(画像ソフト)で線を引くのを覚えるところまで行くのは2時間もかかりません。機械に合わせると考えると隷属的ですけど、人はより簡単な方法で結果を手に入れられるようにはなってるはずですよ。
[く] まあ、このAIも手話がわからない人が習わなくてもわかる翻訳ソフトの様な位置づけですからね、使う側が便利になるわけではないので...。
[寺] 今ある技術で作れるものを作りましたという感じなんじゃないですかね。そういえば、この前「顔をAIで分析して自閉症かどうか判断するアプリ」というのが話題になってたんですが、くらげさんご存知ですか?
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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。