くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第409回 「2024年の振り返り:くらげの場合」ってお話
登場人物
過去記事マガジンも作ってます
本文
[く] こんばんは。くらげです。
[寺] こんばんは。寺島です。
[く] さて、今年の残りもあとわずかとなりました。
[寺] 早いものですねぇ…。というわけで、毎年恒例の1年の振り返りをしたいと思います。今回はくらげさんの振り返りから…というところでイラストを作ってきました。振り返ってみていかがですか?
[く] 一番大きいのが『ボクの彼女は発達障害』の改訂版の発売でしょうか。まさか10年の時を経て改めて紙の本として世に出るとは思わなかったです。
[寺] 今のご時世本当にありがたいことです。長く読み続けられる本になるようにと、今回の改定で情報面に少し修正なども入っていますので、元作を読んでくださった方にも発見があるのではないかと思います。Kindle版もありますので年末年始の隙間時間にでもぜひどうぞ!
[く] それで、改めて本書を読んでみましたけど、文章力はそれほどあるわけでもないし、今から思うと随分と思い違いをしていたところもあったとは思うんですが、あおに対する「分かりたい」という気持ちはかなり強かったなと思いました(笑)今ではもう付き合って15年以上経つので「あー、はいはい」と流すことが多くなったので新鮮でした。
[寺] それだけあおさんに対する経験値が上がったと思いましょう(笑)文章力と言えば、今年は私たちが同時にLITALICO仕事ナビでのコラム連載を始めたというのもありましたね。
くらげさん連載第一回
寺島連載第一回
[く] 主に仕事での苦労やお金のことを赤裸々に語っておりますが、障害があることで困ることってやはり無数にあるなぁ、と改めて思いました。あと、今年は40歳という節目の年だったんですが、どうも「頑張りきれなかったな」という反省が多い年でしたね。なんか「なんとなく不調で気がついたら1日が終わっていた…」みたいな日が多かったです。まぁ、それで休めているかというと焦燥感で死にそうになってるんですが。
[寺] イラストを振り返ってみても、インフルエンザや夏バテ、寒暖差で体調が崩れるというのがありますね。私もあまり体調がよくありませんでしたが、くらげさんは例年に輪をかけて体調が悪かったイメージがありますねぇ。
[く] これまでわりと「時間の管理ができなくても、仕事や家事などを体力でどうにかしてきた」というのがありましたけど、35歳からこっちどんどんそういう荒業が使えなくなってきて、40歳になると「体調が悪いのがデフォルト」で動かないとどうにもならなんではないか、という実感が生まれてきているところです。
[寺] そうでしょうそうでしょう、ようこそこちら側へ(笑)これから更にどんどん体調が安定しなくなるので覚悟しておいてくださいね!
[く] なんでそんなに嬉しそうなんですか!?
[寺] 嬉しいわけではないですよ、ええ、決して(にこにこ)でも「いざとなればぶち抜ける」みたいなね、そういう自分の実力を考えない無茶を言わなくなるのであればいいことだなあと思って。
[く] ...まぁ、来月は前厄なので慎重に物事を進めていきたいと思います。ただ、近年、体調を維持するのが難しい気候になってると思いませんか。猛暑もそうですけど、10月から11月にかけての寒暖差にも参りました。
[寺] 私は暑さに弱いので、もう何年も前から夏は使い物になりませんよ…。毎年「夏は仕事をしたくない!のんびり過ごしたい!」といっているにも関わらず何でか年々仕事が増えてる気がします…。来年こそ夏は仕事を入れずにダラダラ過ごしたいですね。
[く] 猛暑に加えて加齢もあるのか、こちらも年々暑さに対する耐性が落ちている気がします…。
[寺] そういうこともあるかもしれませんね。あと、くらげさんの場合は体調が崩れるとメンタルも急激に崩れますよね。それでスケジュールがかなり大幅に崩れますよね。
[く] こちらについては「体調などが原因でスケジュールが崩壊することで各所に迷惑をかけることに気に病んでさらにメンタルが崩れる」というかなり悪いサイクルに入っちゃうことがありますから…。
[寺] そういうループに入ると抜け出すのに2週間から1ヶ月はかかりますよね。
[く] デスクワーカー時代に比べたらこれでも回復は早くなったんですが…。一応自覚はあって、そういう「不調」を前提に改めてスケジュールを組み立てるやり方を、このnoteでももう長々とやっていたわけなんですが(笑)
[寺] スケジュール管理についての授業があったことだけでも覚えていてもらえて良かったです(笑)今年の6月から7月にかけてかなり長尺でやって来ましたが、どうですか?9月にはまたスケジュールが燃え始めたみたいなことも言っていましたが...。
[く] とりあえず「手持ちタスクを全部均すのではなく、モジュールに分けて一週間の中で空いているところにはめ込んでいく」ということは意識するようにしています。おかげで9月のボヤは何とか乗り切ることが出来ました。スケジュール管理に慣れてきた、というところで仕事を詰めすぎた感じがありますね。
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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。