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ANRAKU FIELDs

OUTLINE
生産と研究、加工と消費がひとつになった「体験型ミール・フィールズ」

有名焼肉レストランチェーン安楽亭に向けた新規事業のプロデュース。
我々は焼肉を提供する飲食店から「自然志向のライフバリューを届ける食体験」へ、未来の飲食産業のカタチを提案した。
ANRAKU FIELDsは、こだわりの食材を生産する自社直営農場サリックスファーム(埼玉県さいたま市)を舞台に、農業を営み食事を楽しむ体験である。食材の芽が育つところから口に運ぶまで、全身でじっくり味わう一連の食体験は、人びとの記憶に深く刻まれ、自然や社会との関わりの中で食生活が成り立っていることを実感するだろう。


CONCEPT
顧客生涯価値の最大化に寄与する食体験モデル

スマートフォンの普及で情報が爆発的に増加し、本当に伝え、受け取るべき情報が何かが容易に判断がつかない現代社会では、直接の食体験こそが、ユーザーに確かな価値を届けられる有効な方法である。ANRAKU FIELDsは、これまでの「食事のみを提供する飲食店モデル」から脱却して、「生産 × 研究 × 加工 × 消費」を一気通貫させた直接的な食体験モデルをグランドデザインとした。 


STRATEGY MAKING
コンシューマー・ジャーニー 醸成プロセス

ユーザーとANRAKU FIELDsのコンシューマー・ジャーニー醸成プロセスを通じて、ユーザーのLTV(顧客生涯価値)獲得につなげる試みを構想した。ユーザー側は、自然志向のライフバリュー提供を受け、安楽亭のブランド価値最大化につながる共感と愛着を創出するだろう。


EXPERIENCE MODEL
生産から消費まで貫通した「食育・農育」体験を創出

ユーザーの記憶に刻まれる食体験を提供するために、「身体感覚に訴求した空間づくり」と「他者との共有・共感を育むコンテンツづくり」の2軸をエクスペリエンスモデルとして位置付けた。 


EXPERIENCE IMAGE
食材を採り、火を入れ、味わう。

人と自然が共存するANRAKU FIELDsは、生活の糧となるものが育まれ、食の多様性を研究することで“持続可能な自然環境”を実現する。水と土、自然に向き合う厳格さ、青々しさ、はかなさを、生産者の想いとともに季節の恵みでこしらえる。ここは、創業から大切にしてきた安楽亭の企業哲学を創造し発信する場所。大自然の豊かさを五感で感じる、贅沢な場所。春夏秋冬に移ろう色とりどりの景色に心と身体が満たされて、自然とゆっくり溶け合うひととき。生産者とユーザーの垣根を超えた農育の体験をここに。


Proposal : ANRAKUTEI Co.,Ltd.
Category : Business-development
Principal use : Restaurant + Food factory 
Status : Unbuild

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