KURAFUTO Inc.

「身体感覚や感情に訴求したモノづくり」を実験・実装する分野横断型クリエイティブ・ファーム

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最近の記事

ANRAKU FIELDs

OUTLINE 生産と研究、加工と消費がひとつになった「体験型ミール・フィールズ」 有名焼肉レストランチェーン安楽亭に向けた新規事業のプロデュース。 我々は焼肉を提供する飲食店から「自然志向のライフバリューを届ける食体験」へ、未来の飲食産業のカタチを提案した。 ANRAKU FIELDsは、こだわりの食材を生産する自社直営農場サリックスファーム(埼玉県さいたま市)を舞台に、農業を営み食事を楽しむ体験である。食材の芽が育つところから口に運ぶまで、全身でじっくり味わう一連の食体験

    • SiNKU

      CONCEPT 「心空 SiNKU」あなたの暮らしに、心の空を。 少子高齢化や経済的理由で継承を前提としたお墓の建立や維持管理が困難な家庭が増加している。また、日本人の死生観の多様化に伴い、従来の寺院への納骨や伝統的な仏壇へのこだわりも弱まりつつある。代わりに、インテリア性の高い器や手軽に身につけられるアクセサリーといった、「手元供養」と呼ばれる手法が注目されている。 こうした背景をもとにデザインされた「心空 SiNKU」は、“故人を祀る場所=仏壇”という既成概念から、忙しく

      • TUMiKi

        CONCEPT 人のふるまいによって、この積木は意味を授かる 一般的な待合空間や広場の家具は、一人掛けの椅子やベンチ・テーブルなどの家具が整然と同じ方向に並び、画一的な姿勢の状態で粛々と過ごせざるをえない窮屈な空間である。 そこで我々は、イスやテーブル、階段やベッドなど、その時々で「自由な使い方を発見できる」家具をつくりたいと考えた。訪れた人びとは、自由度の高い場を提供することで利用者それぞれが新しい物語や出来事を創り、人と人の関係を深めていくきっかけを育んでいく。 DES

        • TAMARIBA

          OUTLINE 仲間と好きな時に、好きな場所で。 ルーズに過ごせる食体験。 有名焼肉レストランチェーン安楽亭に向けた新業態のプロデュース。我々は焼肉を提供する飲食店から「仲間と好きな時に、好きな場所で。ルーズに過ごせるタマリバ」を提案した。 TAMARIBAは、“居酒屋よりも素敵に、高級焼肉店よりも気軽に、ちょっぴり贅沢なひととき”を楽しむ都市型飲食店である。 CONCEPT ルーズに過ごせる「都市のたまり場」を演出 “見知った東京の日常を離れ、その場でしか味わえない贅沢な

          ANRAKU FARM

          OUTLINE 脱・焼肉屋さん 有名焼肉レストランチェーン安楽亭の新店舗デザインコンペティション。我々は店舗空間だけでなく、事業企画やサービス、運営計画などトータルプロデュースを提案した。 CONCEPT 大地のうえで食べること。 青空のもと広大な芝生が広がる丘で、太陽を浴びながらゴクゴクと生ビールを飲んだとき。緑豊かな木々に囲まれ、仲間とバーベキューをしたとき。心身の両面で「気持ちいい」と快楽を得て感動の「旨い!」記憶を脳裏に深く刻む。 お肉を提供する飲食店の既成概念を超

          RELIFE

          OUTLINE くらしの遊び心を、ととのえる。 中古住宅流通市場が拡大トレンドにある現在、我々は国内大手不動産デベロッパー三井不動産レジデンシャルにむけて新規事業企画開発の提案を行なった。 RELIFEは数ある中古マンションの中から理想の「一点もの」との出会いを提供し、憧れのくらしを実現させるためのサービス。くらしの想像から、不動産の購入、その時々の仕立て直し、そして次の住まい手へのバトンパスまで、すべてのプロセスを一貫してサポートするスキームを構想した。 CONCEPT

          彼方との心棲

          OUTLINE 祈りを捧げる天への隧道 愛する故人を尊く想い、祈念するための心の棲をつくるプロジェクト。この建築は、この世界のうつろいを故人への祈りと重ね合わせ、祈りを捧げる天への隧道(現世と冥界を結ぶ聖域)である。 CONCEPT あの世とこの世を往来する心の棲 我々は、愛する故人を尊く想い、祈念するための小さな心の棲を提案した。それは、大海原のうつろいを故人への祈りと重ね合わせ、天へむけて語らうための隧道(現世と冥界を結ぶ聖域)である。この建築は、海風にかき消されない、

          彼方との心棲

          Dancing in Forest

          OUTLINE 森に棲むように泊まり、身体感覚を回復する。 急速なテクノロジーの進化は社会を劇的に変え、私たち人間の存在意義や価値観をも変えようとしている。技術が進歩するほど、生活が便利になるほどに失われていく「人間らしさ」。そんな社会に対して我々は、普段使わない身体の感覚を徹底的に目覚めさせ、人間本来の野生的可能性を再び引き出す「森の棲(リトリート・ヴィラ)」を計画した。 CONCEPT 「覚醒×解放」による身体感覚の更新 「Dancing in forest」で過ごす時

          Dancing in Forest

          MIRROR WORLD

          BACKGROUND AIと都市空間の距離 AI(人工知能)は倫理的な問題を孕みながらも、社会のさまざまな領域で本質的な環境や価値観の変化を加速させている。さらにディープラーニングを活用したAIは、人間のあらゆる経験から独立した認識を持ち、一種の想像力をも獲得しつつある。小説、音楽、アートなど既にAI による創造性の実験は始まっている。では、都市空間はどうなるだろうか。新しいテクノロジーへの過度な期待と短結的な未来予測は軽薄かもしれないが、かといって都市空間が技術革新と共に進

          今日はだれのおとなりさん?

          OUTLINE 家族のかたちと大きさに、もっと自由を もうすこし身軽に、適度な距離感をコントロールしながら、誰かのそばで暮らしを楽しみたい。そんな集合住宅の提案。 CONCEPT 何千年も続いた「家」暮らしの終焉へ 私たちの日常生活は、世界中のどこかでだれかとつながる手のひらサイズのインターフェースを手放すことはない。サイバースペースは、常に多様性を持ち、生態系のように自由自在かつ簡易的に、他者との距離感を操作することを可能にした。一方で、機能的に格納された「住宅」はどうだ

          今日はだれのおとなりさん?