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今日はだれのおとなりさん?

OUTLINE
家族のかたちと大きさに、もっと自由を
もうすこし身軽に、適度な距離感をコントロールしながら、誰かのそばで暮らしを楽しみたい。そんな集合住宅の提案。


CONCEPT
何千年も続いた「家」暮らしの終焉へ
私たちの日常生活は、世界中のどこかでだれかとつながる手のひらサイズのインターフェースを手放すことはない。サイバースペースは、常に多様性を持ち、生態系のように自由自在かつ簡易的に、他者との距離感を操作することを可能にした。一方で、機能的に格納された「住宅」はどうだろうか。近代核家族モデルに依拠した閉塞感漂う供給システムの中で、我々の住む住宅は自己完結を強要され身動きを取ることができずにいる。
そこで我々は、人が持ち運ぶ「イエ」を選択し、バックパッカーのように様々なところで借り暮らしをして一人ひとりの世界を広げていく集合住宅のあり方を提案した。


ARCHITECTURE MODEL
可変性を持たせた建築空間モデル
可動間仕切りと床を自由に移動させることで、人と人の距離感が常に変化する。 他者に自分の生活を還元することで、次第にコミュニティが形成され、nLDKという従来の住宅モデルが解体されていく。


Proposal : Competition
Category : Architecture design
Principal use : Residence
Status : Unbuild

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