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「自動車のタッチパネルは非効率」という調査結果の3つの見落とし
こちらの記事で紹介されている「自動車のタッチパネルは非効率」という記事では大事なポイントが3点、見落とされているので解説します。
⓪記事の要約
この記事の要点の要約です。
自動車メディアVi Bilägareの調査によると、タッチパネルは物理ボタンより操作に時間がかかるという。
車内での操作がタッチパネル化が進む背景には見た目のスマートさや在庫管理コスト削減、機能追加の容易さがある。
しかし、実験で11車種の自動車の操作速度を比較した結果、タッチパネル非搭載のボルボ V70が最も速く、大型タッチパネル搭載のMG MARVEL Rは4倍以上の時間がかかった。
Vi Bilägareは物理ボタンの優位性を強調している。
セダンタイプのTesla Model3に3年強乗っている経験から、この記事で見落とされている3つのポイントを紹介します。
①音声コマンドの存在
一点目は、タッチパネル化されると同時に大抵の場合、音声コマンドが搭載されているという点です。
物理ボタンの時代には音声で車の機能を操作することはありませんでした。
音声でも操作が可能になったことで、操作のために目を奪われることもありません。
そうなると、道路から目を離すことはないため、どの物理ボタンよりも早いということになり、物理ボタンかタッチパネルかという二項対立に意味がないということが分かると思います。
二点目は、ハードウェア専業でやってきた自動車業界がタッチパネルのUIUXを設計するという専門外の領域だという点です。
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