2021年9月23日(木)

秋分の日。先日買った『フットボール批評33』(株式会社カンゼン)を読む。「秋のフォーメーション集中講座」という大胆でチャレンジングな特集に惚れ込んで手にしたけどズバリ興味深い内容。アナリストの庄司悟の論考では「旧来、フォーメーションは〈1軸〉のみで考えられていた、ということだ。〈1軸〉のみ、つまり、ゴールとゴールを結んだ一本の線でしかフォーメーションは語られてこなかった…略…ところが、時は経ち、現代フォーメーションは、今や〈2軸〉で語られる時代に突入したといっていい…」と。なるほど。ボールに照準を合わせたもう一つの軸を頭の中に置いておかないと今のサッカー戦術を感じることはできないということか。目から鱗だ。週末のセレッソ観戦でこの見方を試そう。ちなみにペトロヴィッチのインタビュー記事はちょいと期待外れだった。ボリューム満点なのでボチボチ読み進めよう。

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