くらパパ

大阪在住。三児のパパ。野球はカープファンだが、サッカーはセレッソ。子どもが寝静まった後…

くらパパ

大阪在住。三児のパパ。野球はカープファンだが、サッカーはセレッソ。子どもが寝静まった後に起きての映画&酒がささやかな楽しみ!記録用に日記をだらだらと。

最近の記事

2024年9月21日(土)44歳にして初めて成瀬映画を観る!

9月の2度ある3連休の後半の初日。正確に書いたけどややこしい。さっき聞いたラジオで「9月の3連休のツーチャンス」が正しい呼び方と言ってたがなんのこっちゃ。今朝も早朝から習慣の3キロランニングをこなしシャワーを浴びて洗濯機を回す。食器や水筒も洗ってその中の長男の水筒に麦茶を入れて午前からのサッカー部の練習に持たせて送り出す……といろいろ済まして録画していた映画『浮雲』を観る。遅ればせながら44歳にして初めて成瀬巳喜男監督の作品を観る。高峰秀子が色っぽくて美しいですね。終戦直後の

    • 2024年9月16日(月・祝)労働用具で力くらべなどスポーツ用具の歴史あれこれ

      この3連休に早朝2回もランニングをした。休みの日に(体にも家族にも気兼ねなく)おいしくビールを飲むために始めた休日ランニングの数が増えてきていつしか目的が変わりはじめているか?習慣になるとは目的を忘れること?走って汗をかいてシャワーで汗を流し落としてすっきりした一日を始めるというのは気持ちいいですね。とはいえ晩酌のビールまでまだまだ時間があるのでさて何をしよう。。。こちらは正真正銘の習慣であるスポーツ本の読書。スポーツ用具について書いている部分をパラパラ読む。過去をさかのぼれ

      • 2024年9月14日(土)帝国日本の外地スポーツは知っておくべき歴史だ

        シルバーウィークが無い今年は9月に3連休が2回ありその前半の初日。早朝から中1の長男がサッカー部の練習に出かけるのを見送って最近読んでいる『帝国日本と越境するアスリート』(高嶋航、金誠:編、塙書房)をパラパラめくる。戦前戦中の外地(満州、朝鮮、台湾)のスポーツとそれにかかわった人物を取り上げた珍しい本。テーマが重いなぁと感じて読むのに気合がいるが読めば発見ばかり。戦前日本のスポーツといえば「スポーツ一等国」の仲間入りを果たした1920年代後半から1930年代までの3度のオリン

        • 2024年8月26日(月)パラは第二次大戦が生んだ?

          明後日の8月28日からパリパラリンピックが開幕される。スポーツ本をかじり読みしているとこんな記述が。「第二次大戦期は身体障がい者への対応,特にリハビリテーションに関して影響を与えたといわれており、リハビリテーションの歴史的変遷期といわれている」。それは第二次大戦以前は身体障がい者は「社会の負担」と考えられていたようだが戦地に行った(健常者として社会で活躍していた)軍人が傷痍軍人となって帰還した以降人々の態度が大きく変化したという。社会としてそれらの者に身体的訓練と心理的なケア

        2024年9月21日(土)44歳にして初めて成瀬映画を観る!

          2024年7月13日(土)スポーツは芝生の上で。。軟式テニスが生まれた訳

          夏の3連休の初日。テレビの天気予報では「雨の3連休」と言っているが雨音は聞かれない朝で長男は元気に部活に行った。最近は夜中にテニスのウィンブルドンをNHKが連日放送しているので(車いすの小田凱人選手は残念)読んでいる本のテニスに関する記述に意識が向く。武田薫著の『増補改訂オリンピック全大会』でテニスの正式な名称はローンテニスだとあってその誕生は1874年だと書いてある。ローンとは芝生のこと。日本にテニスが入ってきたのは明治初期だが(ローンテニスの代わりに)軟式テニスが発案され

          2024年7月13日(土)スポーツは芝生の上で。。軟式テニスが生まれた訳

          2024年6月1日(土)バスケは冬に室内でボールゲームをするためにできた

          今日から6月に突入。先日小学2年の長女が学校で育てたタマネギを持って帰ってきた。どうしても早く食べたいと言うので今晩何かに使うかと考え中。中華スープ?焼きそば?平日忙しく気付かず済まないという気持ちでいる。さてさてなにやら最近は休日の朝にスポーツ本を読んで学ぶというのが習慣になっている。「スポーツ朝学」とでも呼んでいくか。今日もバスケットボールの勉強。1891年12月21日午前11時30分。これがバスケが生まれた日時です。自然発生的に生まれて起源がはっきりしないスポーツ競技が

          2024年6月1日(土)バスケは冬に室内でボールゲームをするためにできた

          2024年5月26日(日)テニスの「サービス」は本来の言葉の意味を失っている!

          この週末は暑くてたまらない。少々サボっていた庭の花壇への野菜の苗の植え付けを昨日にしたが夕方でも汗が噴き出た。土を耕してミニトマトオクラナスキュウリを植え。プランターにはキュウリを。スペースがなかったので今回初めての青シソは鉢植えに。暑さに耐えて実ってくれ!との思いで今朝も水をやってその後はスポーツ関係の朝読。大修館の図鑑をパラパラ。ふむふむテニスのサービスは本来の意味を失ってしまったが言葉だけが今も生き残っていると。たしかに「サービス」とは相手に尽くしたり客の便宜をはかった

          2024年5月26日(日)テニスの「サービス」は本来の言葉の意味を失っている!

          2024年5月18日(土)40年弱でスポーツも大きく変わっていること実感

          休日なので朝からスポーツ本をパラパラ眺める。1987年発刊の『最新スポーツ大辞典』(大修館書店)のスキー関連のページを眺めていて驚き。ノルディックという言葉はアルプス周辺で発達したアルペン競技が1920年代後半から盛んになって1931年に国際レースで公式競技になったことから生まれたのか。つまりそれまでスキーは全てノルディック(北欧人の)スタイルだったいうこと。ちなみにノルディック競技は「距離(長距離走)」「ジャンプ」からなるが同書には〈女子は距離競走、リレー競技のみで、ジャン

          2024年5月18日(土)40年弱でスポーツも大きく変わっていること実感

          2024年5月11日(土)ブッフォンの「ゴール拡大論」に賛成!

          柄にもなく、早朝から下記のようなコラムを書いてみた。興味あればぜひ! 今年のはじめ、「サッカーのゴールを大きくしよう」と、元イタリア代表ゴールキーパーで昨年引退したジャンルイジ・ブッフォンが語ったことで一時、大きな注目を集めた。 昔と比べたら、ゴールキーパーの体が大型化していて、ゴールを決めるのが難しくなっているというのだ。サッカーは、ほかのボール競技と比べてゴール数が少ないが、それがさらに少なくなっていくことで、サッカーの魅力が薄れていくのを心配した発言だろう。 たしかに

          2024年5月11日(土)ブッフォンの「ゴール拡大論」に賛成!

          2024年5月8日(水)早朝に『地平線から来た男』を観る

          早朝に少し皿洗いを済ませた後で西部劇映画『地平線から来た男』を観る。1971年公開でネットで調べると『用心棒』と『荒野の用心棒』をパロディ化した作品だとか。これはよく分からなかったが炭鉱町のドタバタで面白かった。ジェームズ・ガーナ―とジャック・イーラムのコンビがいいですね。

          2024年5月8日(水)早朝に『地平線から来た男』を観る

          2024年5月4日(土)鉄棒を鉄棒と呼ぶのは日本だけ!

          ゴールデンウィーク後半の2日目。時間が空いたので午前中に個人フットサル(個サルという)に久々参加する。初めてお日さまが高い時間帯での参加で正直へばった。日焼け止めを塗っていてよかった。帰りはスーパー銭湯で汚れと疲れを洗い流して少々早い時間帯だが生ビールをゴクゴク流し込む。いやー最高にうまい! 家族は親戚と別行動&ゴールデンウィークのなせる技ですね。帰宅後は少々スポーツ関連の本に目を通していると鉄棒という言葉の不思議に突き当たる。鉄棒はそもそもは〈鉄〉ではなかったというのだから

          2024年5月4日(土)鉄棒を鉄棒と呼ぶのは日本だけ!

          2024年5月3日(金)素晴らしい野球シーンが多かったスポーツ映画『プリティ・リーグ』

          ゴールデンウィーク後半の四連休初日の憲法記念日。朝刊に目を通すとNHK朝ドラ「虎の翼」と絡めたりした法令関連&ジェンダーの記事がたくさん並んでいる。このドラマの米津玄師の主題歌いいですよね。ってなんのこっちゃ。休日恒例となったランニングを朝に早々に済ませて久々の朝の映画劇場アメリカで実在した女子プロ野球リーグを描いた『プリティ・リーグ』を観る。1992年製作。第二次大戦で男性が戦地に出征するのでメジャーリーグのオーナーたちが女性のリーグを作るためにスカウトをはじめて最後には女

          2024年5月3日(金)素晴らしい野球シーンが多かったスポーツ映画『プリティ・リーグ』

          2024年4月29日(月)英国サッカーのロングボール蹴り込みスタイルはもう過去のもの?

          今年のゴールデンウイークはセレッソの首位奪取で始まった上々の滑り出し。美容院に行って夏仕様に短めに切ってすっきりと。連休中に選んだ本の一冊にサッカージャーナリストの後藤健生氏『サッカーの世紀』(文芸春秋)。1995年発刊の本だがサッカーの歴史を網羅した本当に素晴らしい本だ。ブラジルとアルゼンチンの違いやアメリカ人がサッカーを嫌う理由などを文化的・歴史的側面から解説する。サッカー(近代スポーツ)の発祥の地イングランドについても詳しく書かれているが〈相変わらずパスゲームには変貌し

          2024年4月29日(月)英国サッカーのロングボール蹴り込みスタイルはもう過去のもの?

          2024年4月20日(土)保阪正康著書の『近代日本の地下水脈Ⅰ』がオモロすぎ

          今週は小2の娘の胃腸の風邪をもらい苦しんだ週だった。昨晩はようやくビールもおいしく感じられて回復の兆し。一晩寝ての朝の読書はつい最近買っって一気に読み進めている保阪正康著書の『近代日本の地下水脈Ⅰ―哲学なき軍事国家の悲劇』(文春新書)。明治以降の国家体制が軍の主導で進められたことが見事に解説されている。明治維新後に〈権力中枢に居座った薩摩藩や長州藩の人物たちには「日本をこのような国家にしよう」という確固たる国家ビジョンがあったわけではない〉ことよって〈暴力によって成立した体制

          2024年4月20日(土)保阪正康著書の『近代日本の地下水脈Ⅰ』がオモロすぎ

          2024年4月7日(日)ハイキュー知らなくてもバレーはできるが……

          最近はドラえもんやハイキュー!!そして名探偵コナンといった春のアニメ映画が立て続けにあるので週末に子どもらと映画館に忙しく通っている。ちなみにハイキューって何?っと聞いてみると答えられたのは中1の長男のみ。小学生の次男と末娘は全く分からないという。かくいう私も最初ピンとこなかった。バレーボールの和訳の排球を何ともかっこよくカタカナに変えているのだからそりゃそうだな。そこでいろいろ調べてみると面白いですね。日本では当初(移入した明治期)から排球と呼ばれていたのですね。戦前の19

          2024年4月7日(日)ハイキュー知らなくてもバレーはできるが……

          2024年3月23日(土)女性のイメージ強いホッケーだけどその昔は大変

          冷たい雨が降る休日の朝は暗くて少し寂しい。そういえば最近知っている名前の人の訃報が続いてこれも寂しい。鳥山明にTARAKOさん。別にアニメファンでもないがよく観ていたから。。。えぇ俳優の寺田農が亡くなったか。こちらは世代が違うが昔に岡本喜八監督の映画にはまっていたので『肉弾』の印象が強く残っている。ガリガリで一人での芝居も多く名演でしたね。ネットニュースを見るとラピュタのムスカの声をしていたのか。休日の日も朝恒例のスポーツ関連の読書。へぇー女性の競技というイメージが強いホッケ

          2024年3月23日(土)女性のイメージ強いホッケーだけどその昔は大変