紅葉は、葉っぱの養分を葉から木へ戻している働き…来年の準備の時期です。
千葉県でも街路樹のサクラやモミジバフウの紅葉が綺麗になってきました。…写真の紅葉は庭のブルーベリーです😅
紅葉は、光合成をするために必要な緑色の色素「クロロフィル」が 気温が低くなると光合成があまり出来なくなって分解され 葉の養分を木に戻す働きの結果、「カロチノイド」という黄色い色素が残って葉が黄色へ…「アントシアニン」という赤い色素が残る木は 葉が赤くなる仕組みです。
葉に残っている栄養素を無駄にしないで しっかりと木に戻す。すると残っている色素の色へ葉の色が変わる訳ですね。次の春に新芽を出すための準備をしているだけなのに、残り物がこんなにも美しいなんて 自然は偉大ですね!
「花無心」と同じように、紅葉した木も 人の目を楽しませる目的なんて無いのに 私たちの心を奪います。美しいと感じているのは、私達だけです。木は、冬の寒さや乾燥から身を守るために 次の春への準備を始めただけです。
よく、好きなことをしているだけなのに輝きを放ち 周りの人々へ元気を与えたり 幸せな気持ちにしたりすることができる人っていますよね。私は、紅葉の仕組みを知った時 同じだなぁと思いました。そう在りたいものです。
そして、今年もあと1ヶ月半。会う人会う人「早いですね〜」と同じ会話の毎日です。
来年のやりたいことリストを書いて 実現可能な準備を始めたいと思います。…といっても 春に北海道へ「エゾエンゴサク」と 鹿児島 宮崎辺りへ「イペー」の花を見に行きたいということなんです。
予定を組んでおかないと、今年の紅葉を見に行けなかったのと同じ結果になりますからね。
そう! 遊びの予定を先に入れると未来が楽しくなりますよね。意識高い系の方が やらないことを決めて時間を有効に使えば 夢が叶うとかおっしゃってましたが、夢は特にありませんから 楽しい時間を意識的に増やして 自然を見つめながら心豊かに過ごしたいと思います。