花卉業界で仕事をしたい人へ
昨日、お花の業界でお仕事をしたい人向けの就労支援講座で お話ししてきました。ご縁あって、3回目。
お花の仕事は、誰でもイメージできる花屋さんでの店舗勤務だけでなく、ブライダル業や葬祭業をはじめとする裏方的なイベント関連の装飾、植物の流通業務の中心となる市場や仲卸、輸出入、そして生産育種等、多岐にわたります。
就労支援を目的とした講座ですので、ご自身の適性や前職などと照らし合わせ、目標を定めるお手伝いにならなければいけません。
お花の業界だとしても、植物に直接触れない業務も沢山あります。
前職のご経験を活かして、お花の業界へ新しい風を送り込む役割を担える方がいらっしゃるかもしれません。
業界の中にどのような仕事があるのかお伝えすることが、私の担当した講座の内容です。
それぞれの業務内容の紹介に加え、その仕事をする上での具体的なポイントも話します。
例えば、花屋の店舗勤務でも店舗の立地により必要なスキルに差があります。デパート等の商業施設に入っているお店では、その施設ごとに求められる接客レベルが違ったり…地域慣習や神事・仏事の知識が必要だったり、根が付いている鉢物を取り扱う店では園芸知識や寄せ植え技術も必要です。
フラワーギフトは「想い」を伝える贈り物で、季節によって出回るお花も変わり、お花の水揚げの重要性や 受注した人と商品を制作する人が違うことも多いことを踏まえてのトラブル防止策、立て札は贈り主にとって花より大事…云々かんぬん。
そんなお話をしながら、どの業務にも共通して大切な「段取り」「掃除」「聴く力」「伝え方の気遣い」を強調。
夢や希望を抱いてもらいながら、実際の実務とのギャップを減らすことを目指します。
でも、本当に一番伝えたいのは この講座を受けようと思って 今ここにいる自分を褒めること。
講座を申し込む前も幸せだったと思うけれど、自分の可能性を信じて幸せの角度を上げようと行動を起こしたことに価値があるから。
私の話を聞いて「自分の心が動いたこと、沸き起こった気持ち、思い浮かんだ発想」それこそが、あなただけの宝物だということ。
だから 私の言葉をメモするより、自分の中の言葉を記録して。それはどこを検索しても出てこないから。
がんばろうとする皆さんを応援しています!
皆さんの夢が叶いますように✨
今日の写真は、SANAKAさんの鹿児島 武家屋敷での展示で目に留まったディスプレイを撮影したもの。noteに勝手に使っちゃダメかしら?(ダメでしたら取りかえます💦)
SANAKAさんのnoteページを見つけたので添付します。古いお着物をとても大事に、新しい価値を生み出している方で 私の大好きな植物の先生hacoさんのご紹介。素敵な方の紹介は素敵な方です💕