見出し画像

ハガキの木『タラヨウ』を見に行きました

clubhouse で毎週(水)14:00〜暮らしの花ルームをやっています。毎回、植物好きな方々と植物やお仕事の話、オーディエンスの皆さんからの質問にプロの方々とお答えしたりするルームです。

前回のルームで『タラヨウ』の話になりました。タラヨウはハガキの木とも呼ばれ、郵便局のシンボルツリー。その葉は、実際に定形外の切手を貼れば郵送してもらえる葉です!…知りませんでした。勉強になります。

葉の裏面に細い枝などで書くと 文字が黒く浮かび上がり 消えずに残る性質があり、平安時代に言葉を保存する葉として選ばれた植物とのこと。

暮らしの花ルームのモデレーターをお願いしている フローリスト&ガーデナーさんから、園児たちに タラヨウの葉にお手紙を書く体験をさせてあげたいというお話をしていただきました。何処かで50枚くらいいただけないか探しています。その発想、素敵です。手紙を書くのが昔話の中のことのような 今の時代の子供だからこそ、葉っぱに字を書くなんて 夢広がる体験だと思います。
こういう発想ができるガーデナーさん達がデザインする園庭は、子供達にもその周りの大人達にとっても、きっと特別な場所です。

さてさて、私は タラヨウの木を見たことがなかったので、探してみました。千葉市都市緑化植物園に2本ありました!

画像1
千葉市都市緑化植物園のタラヨウの木

常緑高木なので 冬の植物園で緑も濃く、とびきり目立っていました。

植物園のスタッフさんが、落ちている葉を持ち帰っていいとおっしゃったので 遠慮なくいただき文字を書いてみました。時間が経つと更に黒く濃くなっていきます!面白い!ワクワクしました。これは、園児でなくても体験してみるといいですね。

平安時代なら和歌でも書いたのかしら…(お経を書いたらしいですけど)とか、おうち時間の長くなった暮らしに こんな郵便が届いたら驚いたり喜ばれたりするかしら…なんて考えてみたり、楽しい時間を過ごしました。

タラヨウは お経を書いていたこと以外に、葉を火であぶると黒い斑点が浮かび上がることから 占いに利用されていた歴史があるため、神社仏閣に多く植えられているとのことです。近くのお寺や神社にもあるのかもしれません。

私は、メールやLINEで連絡することが多いですが、タラヨウを見に行って…ちょっとハガキでも書いて出してみようかと思いました。 
clubhouseがあるからこそ出会えた素敵な仲間達、そして新しく知る植物の話、お陰で「植物に会いに行く」機会も増えました。来月は、イペーの花を目指しています♪



いいなと思ったら応援しよう!