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名城卒の女性が新卒で弟子入りし、2人3脚で「復活」目指す新たなステージへ 2023年6月13日(火)11時より「水谷酒造(愛西市)千瓢」の取り扱いを開始。
2023年6月13日(火)11時より「水谷酒造(愛西市)千瓢」の取り扱いを開始。
愛知県愛西市にて江戸時代末期に創業した200年あまりの歴史を持つ日本酒蔵です。今回は、水谷酒造の特徴をまとめてお伝えしたいと思います!
① “伊吹おろし”が吹き降りるなど酒造りに適した条件が揃う
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木曽、長良、揖斐の木曽三川の清流からの豊かで良質な伏流水、濃尾平野で穫れる良質な原料米、そして冬には“伊吹おろし”と呼ばれる伊吹山からの風が吹き降りるために冷えることなど、酒造りに適した条件がそろっています。
②豊臣秀吉の馬印「千成瓢簞(せんなりひょうたん)」にちなんだ日本酒「千瓢(せんぴょう)」として江戸時代に創業
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かつては大手酒造会社に造った日本酒を売る桶売り(おけうり)をして、年間最大360,000リットルもの量のお酒を造る。しかし、現場を仕切る杜氏(醸造責任者)や蔵人が高齢化により引退。平成10年からは桶売りをやめ、現社長の水谷政夫1人で酒造りを続けてきました。
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跡取りのいなかった水谷社長は当時、自分の代で蔵をたたむことを考えていました。「酒蔵のたたみ方も色々ある。小さな酒蔵なりにでも、世の中の役に立つことがしたい」と考え、そのような思いから、酒造りを通して様々な人たちと出会い、その方々と様々な取り組みを行っております。
③名城卒の女性が新卒で弟子入りし、2人3脚で復活目指す新たなステージへ“人生をかけて日本酒造りを学び、美味しいお酒を造る”
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④水谷酒造が目指すのは『ほがらかな気持ちでのんびりと飲み続けられる酒を造りたい』
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飲み飽きの来ない甘味、キリッとしたキレとは違いますが後味すっとまとまる飲み口で飲み疲れしない、そしてつい次の盃に手が伸びる、そんなお酒をめざしています。
「うちの酒を気に入って飲んでくれる人は、みんな友人だと思っている。友人には喜んでもらいたい」ある時水谷社長はこんなことを話していました。
日本酒は勢いよく量を飲めるお酒ではないからこそ、ゆったりと飲む人をほぐして沁み入っていくお酒としての魅力を持っています。お酒を飲む場面は色々、もちろん楽しい時もあれば、きっとそうでない時もあります。
『例えつまらないことがあっても、飲むとほがらかになってもらえるお酒』それこそが私たちが造りたい、届けたいのはそんなお酒です。
取り扱い銘柄4選とチーズとのペアリングを紹介
①千瓢 純米酒
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岐阜県産の酒造好適米“ひだほまれ”を60%まで磨いた純米酒です。
純米酒らしい穏やかな香りと柔らかな口当たりですが、のどごしにコクがあり、どんな食事にも合わせることができます。
冷酒から熱燗まで、幅広い温度帯で楽しめるオールラウンダーなお酒です。
・使用米:岐阜県産ひだほまれ
・使用酵母:―
・精米歩合:60%
・アルコール度数:15度
千瓢 純米酒に合うチーズ 「コンテ 12ヶ月熟成」
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フランスAOPチーズの中でダントツの生産量を誇る、ハードチーズ。
12ヶ月熟成のコンテは、蜂蜜のような優しい甘みと塩味、栗のようなホクッとした食感が特長です。
②千瓢 純米吟醸
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弊社蔵元(杜氏)が得意とする、岐阜県産の酒造好適米“ひだほまれ”を55%まで磨いた純米吟醸酒です。柔らかな口当たりとほのかな甘い香りが料理を引き立てます。
弊蔵の目指す「人に寄り添い場に寄り添い、飲み飽きせずにいつまでも楽しめる優しいお酒」を知って頂くには持って来いの、スタンダード商品です。
・使用米:岐阜県産ひだほまれ
・使用酵母:―
・精米歩合:55%
・アルコール度数:16度
千瓢 純米吟醸に合うチーズ「カレ ドーリヤック」
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フランスのおへその辺り、オーヴェルニュ地方で作られる、四角い形のブルーチーズ。
マイルドでむっちりとした生地に、程よい刺激のある青カビがアクセントになっています。
③千瓢 千実 純米吟醸
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弊蔵新人デビュー作。「杯を進めても美味しい」を目指して。
弊蔵蔵人・後藤 実和が責任をもって醸造した初めての純米吟醸酒です。
原料米には私も栽培に携わった地元愛知県産の酒米「夢吟香」を使用し、種麹の種類、酵母の選定まで、蔵元杜氏・水谷と相談し、指導を受けながら自ら考え酒質設計しました。
できたお酒には、千瓢の“千”と私の名前の一字をとり、ここ水谷酒造で千にも及ぶほどのたくさんの“実り”ある経験、出会いを重ねていきたいという信念を込め「千瓢 千実(ちさね)」と命名しました。
全く新しいブランドを作るのではなく、‟水谷酒造が目指す日本酒”を踏襲しながら、自分らしさを出したいと思い造ったお酒です。
目指したのは、口に含むとすっと馴染み、お酒だけでも食中酒としても楽しめるようなバランスで、杯を進めても「はあー美味しいなぁ」と飲んでいられる、そんなお酒です。
香り穏やかながらも幅のある味わい、ほのかな甘みを心地よく感じさせてくれる余韻があります。
~~このラベルデザインについて~~
このラベルは後藤自ら製作しました。
構想初期は“酒造り”や、水谷酒造という“人が繋がっていく場所”をイメージした「輪」からデザインが始まりました。水谷の酒造り(青の正円)を目指してなぞろうとしてまだまだなぞり切れていない弟子の軌跡を赤の円で表しました。
酒造りの難しさの実感と、先人への尊敬の念、これからへの向上心、色々な思いが交錯した1年を表そうとしました。
この商品は初めて自分で一から考えて実現したお酒でもあるので、水引を模して自分への素直なお祝いの気持ちも込めました。
緑の水引は横にながく伸ばし、夏の田んぼ仕事の際に見た、青々とした稲が一面に広がる様子をイメージしています。
・使用米:愛知県産夢吟香(自社栽培米)
・使用酵母:―
・精米歩合:55%
・アルコール度数:16度
千瓢 千実に合うチーズ「ケソ デ マンチェゴ 9ヶ月熟成」
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スペインのラ・マンチャ地方を舞台にした小説「ドン・キホーテ」にも登場した、羊乳製セミハードチーズ。
羊乳の旨味と甘み、コクが口いっぱいに広がります。
④千瓢 奏 純米大吟醸
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愛知県産の酒造好適米“夢吟香”を愛知県の田んぼで作り、愛知県産の麹と酵母を使い、愛知の当蔵で醸したオール愛知の爽やかな甘さの純米大吟醸酒です。
米作り・酒造りには一般の方にも参加してもらっており、食のつくられる過程に触れて知ってもらう“食育”に取り組んでいます。
大勢の人が協力して奏でるオーケストラのように、消費者・生産者と共につくったお酒という想いを込めて「千瓢 奏」と名付けました。
平成28年度愛知県ふるさと食品コンテスト優秀賞を受賞。
・使用米:愛知県産夢吟香
・使用酵母:FIA3(愛知県酵母)
・精米歩合:40%
・アルコール度数:16度
千瓢 奏に合うチーズ「三次の鵜飼」
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広島県にある「三良坂フロマージュ」で作られる、シェーブルチーズ。『鵜』の細長い首にみたてた筒の形をしています。
中心部分はホロっとしていて、酸があります。
外皮は熟成するにつれて、ねっとりと柔らかくなってくるので、熟成加減によって味わいの違いをお楽しみいただけます。
イベント情報
"関谷醸造の会 LABO限定!ここでしかできない飲み比べ体験"
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この度、The蔵 プティプレリ初となるオリジナル日本酒を関谷醸造様につくっていただきました。味わいのコンセプトは「チーズに合う!」日本酒です。
販売は開始しておりますが、改めまして皆さまへのお披露目とチーズとの相性を実際に味わっていただける会を関谷醸造様をお迎えして開催いたします。
さらに特別企画といたしまして、もうひとつのThe蔵限定酒「氷温熟成 立春朝搾り」との飲み比べを体験していただけます。日本酒を氷温熟成するために導入した大型冷蔵庫で約6ヶ月熟成された「令和五年 蓬莱泉 立春朝搾り」。ここでしか味わえない一本です。
さらにさらに、サプライズで超稀少酒も当日ご参加の方のうちご希望の方だけに超特別価格でご提供いたします。どんなお酒かは当日までお楽しみ!
スペシャル企画満載のこの機会をお見逃しなく!
日 時:6月30日(金) 16:30~18:00
定 員:12名
会 費:1,000円(税込)
ご予約、お問い合わせはThe蔵までお電話、FAX、メール、店頭にてお願いいたします。 (12日(月)は定休日となっております。お電話と店頭でのお申し込みは13日(火)11時よりお願いいたします。 メール、FAXでのご予約は本日よりお申込みいただけます)
電 話 :052-955-5622
F A X :052-955-5652
e-mail :thekura@akita-ya.co.jp
皆さまのご参加をスタッフ一同お待ち申し上げております。