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知識とアプリの併用法

私の高校生時代は友人いわく、「ブロイラー」
らしい。
流れてくる暗記しなければならないものを日夜
問わず、ひたすら覚える。そんな生活だった。
勉強=暗記だ。楽しいわけもない…
当然、良い点数が取れるわけもなく、低空飛行を
続けてしまったのだが…
暗記が有効だと感じたのは、古典だ。
ひたすら、念仏のように唱え、暗記する。
たぶん…否、恐らく危ないJKだったに違いない。
いまだに古文を見ると、現代語訳が少し劣化した形
ではあるが、出てくるのが恐ろしい。
高校時代の暗記力は、こんな私でも半端ない。

ただ、日本史だけは少し違う勉強方法だった。
日本史=日本人の物語だ。
世間が動き、政をする人が代わり、世が変わる。
その流れを見れば、物語と捉えやすく、色々
覚えやすくなる。
お陰で唯一、日本史のテストの点だけはマシだった。
後は、先生の出題傾向を把握すること。当時、
日本史の先生は、教科書の備考欄から出題することが
好きだ、と察していた。

社会人になったら、勉強から解放されると思ったら、
そうはいかない。ずっと勉強し続けなければなら
ない。そうしていないと、仕事についていけなく
なるからだ。
でも、学生時代にように嫌いな教科を複数勉強する
必要のない今は、極楽だ。

パート先で時々お昼休みだけ、受付に座らなければ
ならないことがあった。
お昼休みなので、基本何もない。
しかし!ある日、事件は起きた。
一見日本人だと思われたその人は、日本語が通じず、
英語での対応を迫られた。(香港の方だった)
「どうしよう!なんて言ったらいいのか、
わかんない!」
私は焦った。しかもゲストカードを首から下げて
いる。なのに、執務室に入ろうとしている。それは
絶対、阻止しなければならない。なのにその時、私の
口から出た言葉は、
「 Wait ! Wait ! 」
が精いっぱいだった。いやぁ~、まずいでしょ?
お客様に「待て!待て!」って。「犬じゃないん
だから!」と思ったところで、口から出たのが、
情けなや…先ほどの言葉だけ。ホント、困った!

それから遅ればせながら、私は英語を勉強することに
した。学生時代、大嫌いなだった英語を!これは、
悲劇だ! 
英会話を習うなんてことは、予算的にも時間的にも
今さら色々ムリだし!

まずは、BS NHK で放送されている「ワールド
ニュース」を副音声で聞いたり、Eテレの英語番組を
見たりした。

私的に最も効果があったのは、アプリの「AI 英会話
スピークバディ」だ。
当時2000円程だったが、今や3300円 / 月だ。
私が勉強していた時は、旅行編とOffice 編が
あった。発音が悪いと前には進めない。
ただ私に向いていたのは、相手が AI の先生だから、
自分の空き時間に勉強できたことだ。
決められた時間に決められた場所でレッスンを受け、
しかも自己主張をしなければならない英会話教室
より、気が楽だった。もちろん英会話教室でも1 人で
レッスンを受けるタイプのものは、ある。ただ
予算的にもメンタル的にも、私にはハードルが高い。
その点、アプリだとどんなにミスっても That's O.K
なのだ 。
全てのレッスンをクリアできたのと、受付に座る
必要もなくなったので、卒業した。リスニング力
だけは上がったのではないか、と自負している。

今は韓ドラにハマっているから、テレビでおなじみの
「Duolingo 」で韓国語を勉強している。
韓国語がいつか卒業できたら、以前挫折したタイ語に
挑戦しよう!と今からほくそ笑んでいる。

私は言語を勉強する時、読書でその国の知識を
得つつ、アプリで会話部分を補ってもらう勉強法が
向いているみたいだ。
いつかタイにも行ってみたいと夢見ている。

#わたしの勉強法

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