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「介護を助ける自然療法のヒント」 その2

「介護を助ける自然療法のヒント」
著者(浅井隆彦、樋渡志のぶ
クプクプ自然療法ブック (B5冊子33頁 550円税込)

以前の記事でもご紹介させて頂きました冊子に関連する情報のシェアです。

【アロマテラピーと自然療法の専門誌「アロマトピア」】のご紹介

「アロマトピア」は国内外の自然療法に携わる専門家や実践者からの投稿原稿や連載を掲載しています。10代の若い学生さんたちが、アロマテラピーを学んでいる様子はとても励みになります。精油を使いこなし、精油ボトルの向こうに在る農業や自然とどんどんつながって、緑の力をもっと活用していきたいと思います。

ご興味のある方は、ぜひアロマトピアを手に取って、大学NOW!のレポートで、これからのアロマテラピー業界の展望に期待を寄せましょう。私も以前「家族が認知症になった アロマセラピスト実体験記」を連載させて頂きました。

【認知症とハーブ】

柑橘系のオイルのほとんどは、自分で柑橘の皮をむくときに放つ、皮に含まれている芳香成分が原料です。この話題が出るとき、柑橘を自分で剥く習慣が失われつつあることにも、認知症が増える原因のひとつだと思うのは私だけではないはず。

誰かのために剥いてあげるのも、部屋が香るし喜ばれます♪(実際に人に剥いてもらった柑橘は格段においしいですよね!)

下記、柑橘を扱っている各種メーカーを紹介します。

yuica(飛騨高山)
杣(高野山)
媛香蔵(Hime-Kagura、ひめかぐら)
エコロギー四万十
森の香り 木乃

〇2014年2月25日(火)放送の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で紹介されたアロマテラピーの処方

朝のアロマ:記憶力と関連のある脳の海馬を活性化させるハーブ

精油のブレンド(処方、配合)は、ローズマリー:レモン=2:1

夜のアロマ:興奮、妄想、徘徊などの行動を予防する目的で、脳を鎮静化するハーブ

精油のブレンド(処方、配合)は、ラベンダー:スィートオレンジ=2:1

学術論文などをわかりやすく解説&翻訳してくれている精油メーカー「フィトアロマ研究所」さんのサイトも引用して紹介します。

【見つめて 触れて 語りかけて。 認知症ケア“ユマニチュード”】

クローズアップ現代の放映の他、各種メディアでも取り上げられていますが、認知症ケア“ユマニチュード”に取り組む、フランス人イヴ・ジネストさんをはじめ、携わる看護師や家族がイキイキと息吹を取り戻す様子を見ることができます。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3464.html
http://blog.goo.ne.jp/nonasi8523/e/3120698d21b4555e0d24c196ad5f8741

30年以上にわたる経験から体系づけられた、ユマニチュードの創始者イヴ・ジネストさんの言葉を紹介します。

「認知症の人でも、『あなたは人間で、そこに存在している』と伝えるのが、ユマニチュードの哲学」

見る、触れる、話す、立つ。

「ユマニチュード」とは、
*見つめること(同じ目の高さで、正面から、近くから長く)
*触れる事
*話しかける事(頻繁に、優しく、前向きな言葉で)
*立つこと(立つ様に支援すること)

を基本とした、人間の存在(尊厳)を主眼とした看護の手法の集大成のこと

視野が狭くなって、不安におびえている認知症の方に、目を見つめながら、言葉をかけながら、その人の本来の可能性を引き出しつつサポートする。

当たり前のことだけど・・、なかなかできないこと。

認知症とは、この『あなたは人間で、そこに存在している』ということを、私たちに教えてくれるために、現れる症状なのかもしれません。

「介護を助ける自然療法のヒント」
著者(浅井隆彦、樋渡志のぶ
クプクプ自然療法ブック (B5冊子33頁 550円税込)

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イラストは、アロマセラピストのダンク智子さまの日本画です。

※介護に関するアロマテラピーについてはクプクプのブログでも掲載しています!ご興味ある方はぜひどうぞ~🌸オンラインでの相談も受け付けています。

クプクプ アロマテラピーとフラワーエッセンスの自然療法サロン


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