
「福の島」の旅の続き2
~あなたの元に必要な助けが届きますように~
この地上の小さな目に見えないけど存在している「微生物」。
その小さな彼らの存在と、どう付き合う?
Covid19の体験を通して、わたしたちは、ウィルスや菌と共生していることを学んだ時代に生きています。
例えば、放射能汚染や塩害から蘇生した農家さんたちがいます。
その蘇生を助けてくれるのは、間違いなく「微生物」と私たち人間が奏でる協奏曲です。

有用微生物群で田んぼの蘇生を見事に実現した鈴木有機農園さん。

蘇生した田んぼ(左)と休止した田んぼ(右)。
EM(有用微生物群)との出会いは、震災前の鈴木有機農園さんへの取材がきっかけでした。鈴木さんが、「その土が健康かどうかは、土を食べればわかるよ」と味見をしてくれました。
「われわれは植物を育てている、なんていう言い方をするけれど、人間が育てることはできるわけがない。植物が育つ環境を整え、手助けをすることだけ」と笑う鈴木さんは、わが子の様に愛おしい植物が育つ土壌を確認し、家族とともに、野菜とそれを食べた人たちが喜ぶ環境づくりに精を出しています。
農業は健康を守る産業と語る鈴木さんの取り組みは、地域の子供たちとともに広がっています。鈴木有機農園さんのお米やお野菜の生命力の強さは、ご飯を炊いた時の香りでわかります。




アワやヒエのイネ科の植物は見事に育ったそうです。
植物の生命力、そして、塩害にもかかわらず蘇生する力に感動したことは、決して忘れません。
EM(有用微生物)と呼ばれるこの小さな存在のドキュメンタリー映画は、OFFICE TETSU SHIRATORI 地球蘇生プロジェクト にて、ご覧いただけます。お味噌や発酵食品など、微生物の可能性は無限です。

その帰りに、仙台の鈴木有機農園さんのもとへ訪れました。

アロマテラピー仲間とともに活動できました。
普段食べるものが、私たちの腸内細菌とこの地上の微生物と密接につながっています。
腸内細菌の健康=私たち人間の健康
土壌の健康=地球の健康
こんなシンプルな方程式。
環境を整え、ゆだねる。
難しいことは何もないのかも。
そんなことを、この地球の環境を整えてくれて、私たちの生死の全てを司る「微生物」は教えてくれているのかもしれません。
EMについては、比嘉照夫先生の笑顔と実績を調べてみてくださいね。
自然農や環境環境汚染への実力は、タイやインド、韓国でも認められていて、日本でも広がっています。
わたしの地元(東京・狛江)でも、菌を最大限に生かす「菌ちゃんファーム」にとりくむ農家さんと友人たちと出会いました。わたしにとっては、12年前の体験がなかったら、出会えなかったご縁です。
目に見えない微生物を含め、全ての命に感謝をこめて。
わたしたちは、生と死の統合というテーマを通して、過去と未来を受け取っている存在なのかもしれない、と思います。