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農業はタネから始まる 「ローカルフード法・条例」地元議員さんにはがきを送ろう

狛江の市議21人宛に、「ローカルフード法・条例」に力を貸してほしい、というメッセージを書き、狛江市役所に葉書を出しました。ローカルフード法条例が、全国で実現してほしいと切に願っております。

以前の私には、署名と情報発信しか出来ませんでしたが、
今は、「ローカルフード法・条例」を政治の党派を超えて、
本来の理想の社会を実現できるビジョンを持った方々と直接繋がれる、という希望があります。

個人的には、約22年前に「無添加生活」という雑誌のライターとして農業の取材を通し、「遺伝子組換」の食物が、健康や環境のみならずコミュニティを破壊している深刻な問題を知りました。一方で、自然や伝統農法を守り続けようと真剣に取り組む様々な活動、例えば、「トラスト」、「在来種保存」、「バイオダイナミック農法」、「EM農法」など、様々な各種自然伝統農法に取組む方々と出会うことが出来ました。

その土地でずっと、何千年もその土地で受け継がれた種を播いたり、譲渡することが、犯罪者扱いされる、と聞いたら皆さんはどう思いますか?

戦後、国民が二度と飢えに苦しまないように、その土地の風土に合った種を守り続けてきた「種子法」が廃止され、種の私物化が許される「種苗法」が、既に採択されています。たった数種類の遺伝子組換えの種を作る種会社から種、農薬、除草剤、化学堆肥などを買わざるをえない仕組みとなれば、今まで連綿と受け継がれてきた在来種を、次の世代に無償で残せないことになります。

けれど、今なら十分に間に合うと思います。
「種苗法」の真の「カラクリ」を理解する人々が増えたら、遺伝子組換えの種会社は、自らその狭量で身勝手な経営方針が恥ずかしくなり、方向転換をせざるを得なくなることでしょう。

下記、地元の市議さん達に、はがきを使ってお伝えする(狛江バージョン)、参考になれば幸いです。

【1】ローカルフードのはがきを印刷します。

全国の議員にハガキを送ろう! - ローカルフード法・条例で地域を元気に! (localfood.jp)

↑のリンクサイト(下にも同じPDFを貼り付けました)から、「議員へのハガキトンボ付き」をダウンロード。

お住まいの地域の、全議員あてに書くといいので、100部~でいいと思います。50枚以上するなら、印刷会社に頼むといいと思います。わたしは500部刷り(5日納期で約2,000円)、友人達と分けました。

全議員には大変ならば、1枚だけでも誰か信頼できる議員さんに届ければ、良いと思います。知ってもらう事にも意味があります。

ポイントは、この法案は、政党によらず、全会一致で実現させることが大事です。この法案を選挙の投票の忖度に使われないよう、お気を付けください。

狛江市の議員は21名いましたので、21名様宛にはがきを用意しました。

【2】議員の名前を書きます。

「狛江市 議員名簿」で検索すると、狛江市のサイトに議員リストがでてきます。お住まいの「市町村 議員名簿」で検索してみて下さい。お隣世田谷は48名とのことで、木が遠くなる数ですから、仲間と力を合わせて楽しく書くことがコツかと思います。

【3】心を込めてメッセージを書きます。

名前はいちいち書くのが大変だったので、和紙に名前スタンプを押してシールで貼りました。
(私の印刷したはがきタイプは安いからなのか、スタンプがうまく押せなかったのです)

狛江市には、市役所に議員に直接投函できるポストがあるので、裏にめいいっぱいメッセージを書きました。郵便でお届けの方は、切手と住所を書く欄が必要なので、そのスペースを空けることをお忘れなく。

葉書をせっせと書いているうちに、私一人でこの労力は孤独だし、大変だなと気づきました。そこで、コロナ子どもプロジェクトのメンバーに了承をもらい、自分を含めた連名で出すことにしました。文字だけだと疲れるので、たまに絵を描いてみます。これが子供たちの絵だったら、より議員さんの心にも届く、素敵なハガキになること間違いなしです。

この法案に賛同する仲間を募って、みんなでこの種の話をしながら作業すればきっと楽しいと思います。

【3】投函します。

狛江市の場合は、市役所に、議員ボックスがあります。切手代が節約できるのでとても助かります。窓口に声をかけてから、議員さんの一人一人のボックスに投函します。

長い年月を感じる大きなケヤキやクスノキが気持ちのいい狛江市役所。
出口には、大きなヒマラヤスギがありいつも触れて癒してもらっています。
狛江市役所3階に議員室があります。
議会事務局にて、全議員さんにお手紙を渡したい旨を伝えます。
議員ボックスに、心をこめて書いたメッセージはがきを願いを込めて投函します。

狛江はもちろんのこと、全国の農家と在来種が保たれ、地元の農家さんたちが作ってくれた野菜が、地元の小中学生のお昼に使われる食材になるよう、この「ローカルフード法・条例」が通るよう、お願い申し上げます。

種苗法や種のことは、下記を参考にして下さい。

遺伝子組換えの種も、いつか時間が経てば、人間の影響から抜け、本来の状態に戻る日は来るのだと思います。自然界は、人間の言いなりになる存在ではなく、人間の理解を越えたところで、全ての命を循環させるために、常に私たちをはるか遠くから見守り、命を育んでくれています。なので、恐れず、憤らず、怒らず、自分がどうしたいか、どんな社会で生きたいかを強く穏やかにイメージして、楽しみながら活動に参加してもらえたらと思います。

↓クプクプにもDVDあります。

●種は誰のもの↓ 耳を疑いたくなる情報が詰まっています。
農家さんたちの切実な声を聴いて下さい。

●日本の政治家は役に立たない人が多いかもしれないけれど、
現場には頼りになる活動をている大人たちが沢山います。

種子法を廃止して、種苗法に名を変えた理由。
皆さんはこれらの情報を通してどう考えますか?

地名が改正されることにも、政治的な意図があり、それは国民のためではないことがほとんどです。

正直に言うと、「在来種」と「日本の農家」が存続の危機にさらされ、このように一市民たちが、こんなにも尽力し、時間を使わなくてはならないのか理解できません。一言でいうと、「国の政策が国民に向いていない」だけなのではないかと思いますが、私たちの国民の意識の低さとも一致していることだと思います。世界をみれば、この種の問題で、多くの命がすでに失われています。追悼の意を込めて、この「ローカルフード法・条例」を実現させるために、できる限りのことをしたいと思います。

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