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樹木医と歩く東京の「植物園」 東京都薬用植物園

東京の西側、小平にある「東京都薬用植物園」。めったにお目にかかれない植物も栽培されています!

●麻薬の原料となるケシ等を栽培する「ケシ・アサ試験区」
●カカオ(坐薬原料)、イランイラン(香水原料)などを植栽した「温室(冷房室併設)」
●染料や香辛料として用いられる様々なハーブ、漢方処方に配合される生薬の原植物など

植物愛好家、自然療法家にはたまらなく魅力な植物園ですね。

経験豊富な樹木医・福井草一先生と共に、東京の多様な植物への理解を深めるツアーを開催します。

樹木医と歩く東京の「植物園」「薬用植物園」散策

日時:2022年6月1日(水) 10時30分~12時30分
集合場所:東京都薬用植物園入口
  西武拝島線「東大和市駅」徒歩2分
会費:4,300円(税・レジャー保険込)
人数:5~8名迄
*心を込めて準備しています。キャンセルは極力ご遠慮ください。
*解散後、草一先生を囲んで、植物園で美味しいランチタイム有。

●雨天順延(前日18時までに判断して連絡します)
ガイド:
樹木医の福井草一さんプロフィール
旅行代理店:
旅行の窓口

申込フォーム 樹木医と歩く東京の「植物園」


6月に会える美しい植物たち!待っててね~♪

次回は、秋の予定です。

↓3月の樹木医草一先生とあるく「明治神宮外苑」のツアーレポート↓

下記は、「東京都薬用植物園」と大麻についての記事です。
ご興味のある方に読んでもらえれば幸いです。

「東京都薬用植物園」は昭和21年(1946年)に設立されました。
戦後の混沌の中で、植物を育て、愛でることはどれだけの励みと癒しになったことでしょう。

ホームページに「危険ドラッグや健康食品の指導・取締りに向けた植物鑑別等の試験検査」とありますが、大麻は、日本文化の生活には欠かせない植物でした。大麻取締法で麻栽培が禁止されたのは戦争に敗戦した1945年からなので、その頃は、檻に入れられた大麻など、存在していなかったことでしょう。

そして、大麻は、衣食住のすべてを支えてくれていたので、当時は25000戸あった麻農家さんですが、戦後は著しく減り、今はついに既に50戸を伐ってしまいました。継承者もいない農家も多く、日本の麻農業は絶滅危惧にさらされています。

大麻は今は世界中で医薬品としても認められ、例えばタイ政府では、医療大麻として政策を転換し、無料で苗を配布しているというのにです。

わたしたちは、1945年の世界大戦で、既にたくさんの貴重なものを失っています。その時の、それ以前のそれ以降の戦争も含め、もう誰も戦争をしてはいけないと、何処かで分かっているはずです。それなのにそれを変えることが出来ない理由は、私たち一人一人のうちに在ります。

植物たちは、これ以上、失わなくてもいいように、大事にしていくべきものは何かを語り掛けてくれるます。

「東京都薬用植物園」の取組みを含め、麻を次世代につなげるために、尽力されている方がもいます。みなさまの力が励みになります。


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