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「福の島」の旅の続き1
3月11日。2011年のあの日から12年。
大震災、津波、原発事故、それに続く数多の物語。
親しい友人がいる福島、宮城、岩手に、支援物資の搬送や、自然療法のボランティアで足繫く通う毎に、東北の魅力と神秘に圧倒されました。
当時、避難所で一緒に遊んだ小学生たちも成人になり、その間、一人ひとりのドラマが一瞬たりとも止まることなく、展開されている。
わたしたちの記憶と体験が織りなすオリジナルで個性的な営みは、時代がわたしたちを均等にするよう促しても、追いつくことなどできないとつくづく思います。
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南相馬総合病院にてフラワーエッセンス&アロマテラピーの施術の後参拝で。
樹齢1000年のケヤキの下で。左にいる友人の胸元を貫く光がとっても印象的。
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あの大きな津波は、海岸から2キロ以上離れている住宅街ですら、
海へと続いているひとつの陸であることを明るみにしました。
わたしにとっては、震災後の初入りの日でした。パニック障害の影響で、高速道路の運転ができなくなった私でしたが、自然療法の敬愛する先輩方が、車を出してくれることになり、初の南相馬入り。
この時は、つんく♂さんの支援をいただき、スコップや軍手などを中心に支援物資を届けました。そして、報道で流れるとは全く違う現地の情報は、その後の活動への大きな指針となりました。被災地の方々の活動と交流を通して、現場でも取材先でもさまざまなことを教えてもらいました。
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様々な立場の人たちが協力し合う姿に私たちが勇気をもらいました。
自然療法の友人や取引先の方々からは、アロマテラピー、ハーブ、フラワーエッセンス、ホメオパシーなど、貴重な物資を預かり、現地に届けることができました。そして、とても喜んでくださり、もっと早く知りたかった、というご意見も多くの方からいただきました。
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あらゆる種類のハーブの製品をたくさん預かりました。
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イギリス、アメリカからもフラワーエッセンスの物資を預かりました。
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放射能汚染対策の処方箋でつくられた
Drハウシュカのムアラベンダーオイルを預かりました。
このハウシュカのオイルは、クプクプで最も人気のあるオイルです。
自然治癒力を高める自然療法は、あらゆる災害やシーンで、役立ちます。
治療に代わるものではありませんが、治療にも欠かせない根本的な要素を整えます。
●落ち着きを取り戻す
●今すべきことを明確にする
●呼吸を深くする
これらは、自然治癒力を高める大切な土台を取り戻します。
あれから12年。
「自分の健康=家族の健康=この地球の健康」
全てつながっている真実を、一層深める時代であることを実感します。
わたしと愛する人たちとすべての命が健康で幸せでありますように。
これを実現するために、わたしたちは、まずは、わたしを幸せにしましょう。なぜなら、わたしたちは、自分が満たされていなければ、他を満たすことなどできないからです。こんなに簡単な答えを掲示されても、わたしたちは、自分を幸せにすることよりも、愛するほかの誰かにそれを譲ってきた長い時代を過ごしてきたようです。
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放射線量が高くて、生活ができない場所から避難せざるを得なくなる。
そして、12年たった今、線量が下がり、故郷はそこにあっても、生活ができる保証はもうどこにもないのです。今もそのことで苦しむ方々の記事を拝見し、祈るしかできない無力さを認めざるを得ません。
それでも、どこに住んでいても、何をしていても、月日は誰のもとにも平等に流れています。人間なら誰でも、苦しみや悲しみをどこかに抱えながら、それでも精一杯に、毎日を生きている。わたしも例外なくその一人です。自暴自棄になるときもあるし、スライムみたいに溶けてしまいたくなる時もあります。
次回は、311を通してであった
EM&バイオダイナミック農法&マグノリア農園
についてご紹介したいと思います。
希望をつないでくれている様々な活動や人々との出会いと、それを支えてくださっているたくさんの方々にどれだけ支えられたことかと思います。
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福島中通りの放射線に向き合う橋本さんのマグノリア農園
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地水火風の自然界のバランスが整った状態を味わうのに、ただ待つだけだと思ったら大間違いでした。
私たち人間は、原発を作ることもできる。
ということは、自然界の秩序を取り戻すこともできる。
この地球の資源が限りあるものならば、必ずいつかそれを悟り、全ての命と共有できる方をきっと実現できる。自然界に従えば、無限で未知の可能性があるのではないかと思います。