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アフロのアメリカ旅行記13
ニューヨークでホームレス寸前編、1日目から2日目。
ニューヨーク、ここにきたら何かがあるだろう。
そんな適当な思いでこの世界最大の都市に乗り込んだものの、そこにあったのはあり得ない寒さ。
半袖半ズボンでも汗ばむようなところから来たのもあり、完全に寒さに心折れながらもなんとか空港からタイムズスクエア到着。
早速、我がホテル、マクドナルド発見。
戦場カジノを思い出すネオンっぷり。
ここで、今夜はここで過ごすか。
と思って乗り込んだけど、ニューヨークのマクドは値段高いし、ドリンクも飲み放題でなく、快適ではなかった。
仕方が無いので、タイムズスクエア周辺散策。
これが、あのタイムズスクエアか〜
とか思いながら、歩き回る。
午前3時前とかだったので、さすがに人通りもほぼなく、ちょうどタイムズスクエアの真ん中に、ここで一夜を過ごしなさいと言わんばかりの椅子があったので、座ることに。
頑張って寝ようとしたけど、流石に寒すぎて逆に目が覚める。
ニューヨークはなかなか厳しいな。
街も人も西に比べて冷たすぎる。
仕方が無いので、15時のブルックリンにあるホステルチェックインへ向けて、近場まで動くことに。
地下鉄は色んなところにアート(落書き?)があって、面白い。
もはや誰も乗ってない地下鉄で、
なんとかホステルの最寄り駅到着。
ロッキーの舞台に似ている街並み。
現在4時。マクドすら開いてなかった。
どうするべー
ってなってたら、ドーナツ屋が開いていたのでそこで暖をとる。
しばらくボーッとしてたら店の前で突然不良たちが揉め始める。
朝の5時やぞ。
寝ろよ。
揉め事見てたら、顔にがっつり切り傷入った男が店に入ってきて、横に座る。
嫌やなー
とか思ってたら、「おい小僧。携帯で電話かけさせろ」と言ってきた。
最初、おれの携帯でってことかな?と思って携帯出しかけたら、切り傷の男が携帯を渡してきた。どうやら友達の携帯で、使い方が分からないらしい。
まじか、そんなことあるんかよ。自分でなんとかしてくれよ。
とか思いながら、携帯見たらサムスン。俺もわからん。
しかしながら、ここで断ったら刺されると思ったので、なんとか電話マークを探し出す。見つける。
切り傷、笑顔。
充電器も貸してあげたら、気に入られた。
4年間アメリカ軍として日本に滞在していたらしく、その時の思い出を2時間ぐらい話された。
どうでも良すぎた。眠すぎる。
切り傷も帰り、9時過ぎぐらいまで、滞在するも、あと6時間はきついなとなり、結局「また俺寝てねぇよー」と地獄のミサワになりながら、マンハッタンを目指す。
ビル街に入る。
少し歩くと、自由の女神が見えたので、記念撮影。
流石に遠すぎた。
近づいたり、中に入るお金は無いので、無料フェリーで近づけるだけ近づく。
んー、微妙。笑
てか、ラスベガスで見たし。
そのあとは、ワールドトレードセンター行って、再びホステル付近へ。
なかなか良いホステルで、無料で6人部屋から4人部屋に変えてくれた。最高。
やっとこさ、重たい荷物たちから解放され、仮眠をとる。
起きて、阪大外語組が卒業旅行にニューヨークへ来てたので、合流。
行きの電車で演奏しまくってる人おった。
なんでもありやなこの国は。
そんなこんなで合流。2時間遅刻ごめんなさい。
初めてシェイクシャック食った。めっちゃ美味い。
その後は、タイムズスクエアへ。
昨日と違って、人通り多し。
記念撮影を試みるも、周りの光が強すぎてうまく撮れず。。。
その後は、エンパイアステートビルへ。
寒いし金ないしで心は冷えっ冷えやったので、見ても感動せず。
あべのハルカスのが凄いやん。
と謎の関西魂。
結局、3000円ちょい払って上には登らず(俺はそもそも登れず)、解散して帰ってきた。
ニューヨーク。
金無かったらすることない。
お金持たず、東京に出かけるのと一緒。
何もできない。
そもそも旅の初っ端で、ショッピングと食事は捨ててたので、することなさすぎる。暇や。
まぁでも、一晩ぐっすり眠ったら、お金を一切使わずあちこち回るのも悪くないな、という平和なマインドになった。
今はホステルでのんびりしてます。
最近の一押しご飯、1ドルの辛ラーメン食べたらどっか出かけよう。
出費を抑えに抑えきって、クレジットカードの残りカスでなんとかレミゼラブルだけは見て帰りたい。
んー、できればアラジンも!
ライオンキングもみたいな!!
シカゴもよい!!
ストンプも地味に見てみたい!!
欲と妄想は尽きない。
とりあえず、タイムズスクエアの人混みに紛れて写真撮る目標は達成したので、満足です。
それではまたっ
※この旅行記は2016年3月にFacebookに投稿していたものの再掲です。