アニメ「ひぐらしのなく頃に」【”罪滅し編”感想】後半からの展開が秀逸
アニメ「ひぐらしのなく頃に」、第1期あるいは無印がこの「罪滅し編」で最終回を迎える。(そして「ひぐらしのなく頃に解」(第2期)に続く)
この「罪滅し」は「綿流し」と「目明し」のように裏表になっているわけではない。時系列というと少しおかしいが、必ず「鬼隠し」を経ての「罪滅し」となり、逆はありえない構造になっている。なぜなら「鬼隠し」で圭一が犯してしまった罪を「罪滅し」で酷く悔いている場面があるからだ。(名シーンのひとつ)そして「仲間同士では隠し事なんてなしだよな」と「鬼隠し」で圭一がレナに言ったセリフを「罪滅し」ではレナが圭一にほとんどそのまま言う、というそんな対比が見えるシーンもある。
こういったシーンを見てからわかることが今まで見てきた「ひぐらし」の各編は個々が独立している話ではないだろうということだ。少なくとも「鬼隠し」と「罪滅し」は繋がっているし、「綿流し」と「目明し」とは間違いなく関連性がある。このことがわかったときはとてもワクワクした。これからの展開がより楽しみになった瞬間である。
ラストでのレナと圭一による月をバックにした校舎上での戦闘シーン、そして戦闘の終わり際のシーン。どれもこれも印象深くて大好きなシーンだ。今見ても胸が熱くなる。そして、この「罪滅し編」をもって「ひぐらし」の世界にハマっていったと言っても過言ではないだろう。そして、アニメ「ひぐらしのなく頃に」第1期(全26話)がここで終わり、「ひぐらしのなく頃に解」へと続く。ここまで来たら先の展開を見ないわけにはいかない。そのまま今日(2022/06/04 13:00~)、アーカイブは放送より1週間視聴可)のニコニコ生放送での「解」一挙放送を見ていきたい。(さすがに全部をリアルタイムでは見ない予定…)
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