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ドラマ「ドラゴン桜」(2021)感想

2005年版を見終えて、そのまま今年放送したばかりの2021年版「ドラゴン桜」へ突入。

今回は舞台の場を龍山高校から変えて、龍海学園に。(原作では再び落ちぶれかけた龍山高校に舞い戻る)

そして、すっかり大人になった水野(長澤まさみ)とパッと見変わってないような桜木(阿部寛)がコンビとなって生徒たちを導く!!っていうのが大筋。パートナーが元教え子の水野になった以外は大筋は同じ。

そんな同じところがありながらも、学園の理事長の龍野(江口のり子)、教頭の高原(及川光博)、校長の奥田(山崎銀之丞)だったり、水野の後輩、坂本(林遣都)、桜木の元教え子、米山(佐野勇斗)だったり大人側も前作以上に描かれていて(もちろん生徒の親等も)少し複雑な構図になってるところが見どころ。

ストーリーのネタバレを極力省いて書いてみると、前作以上に圧倒的な役者陣と展開に震えた。特にラストに向けての怒涛の展開はかなり胸が熱くなった(生徒側はもちろん、大人側も!!!)

学園側は理事長をはじめクセモノばかりだし、学園とは全然違うところでの坂本や米山の動きもずっと気になって仕方なかった(特に米山は元教え子だけど一度東大に落ちて闇堕ちたと言っていいぐらいの過去がある)。

そして今回も親の問題も勃発。岩崎(平手友梨名)の両親はまさにモンスター過ぎてひいてしまった。彼女と仲のいい瀬戸(高※橋海人)は瀬戸で、子分らしき奴ら従えて最初は一番やべえ奴かと思ったが、案外いい奴だったけど、頭が悪かったのが一番の問題だった件(笑)。 ※高の文字は正確にはハシゴのもの

子役の姿しか記憶なかったけどすっかり大人になってた加藤清史郎くん扮する天野くんもいきなりユーチューバ―やったりいいキャラだった。そして秀才の小杉(志田彩良)、彼女と仲のいい昆虫好き原健太(細田佳央太)はドラマを見終った今でも二人の関係が分からないけど、あの空気感が好きだった。

そして、最終的に大好きになった藤井遼(鈴鹿央士)の存在が個人的には大きかったように思う。天野との絡みもそうだし、健太とのアレは特にやられた。役者の鈴鹿くん自体もMIU404で見たばかりだったけど、更に興味を持った作品にもなった。

そして最後あたりのほぼ同窓会みたいなのもムネアツだったなーとだけ言って終わりにします。


今回も読んでくださってありがとうございました!

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久遠さつき
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