良くも悪くも人生を転換させた EVE burst errorという【ゲーム】
画像はEVE burst error「R」、
プレイステーション4などでプレイできるリメイクバージョンのものです
実際に作品と出会ったのは1997年1月に発売された、セガサターン用「EVE burst error」でした
時はゲームから離れていた中学~予備校時代を経て、念願の一人暮らしを始めて、ドラクエなどゲームをとにかくプレイしまくった大学時代にプレイしたゲームのひとつでした
(講義もちゃんと出席しましたよ!当たり前ですが笑)
ちょうど同じ時期に発売された、プレイステーション版ファイナルファンタジー7もプレイしたのですが、ずっと心をつかんで離さなかったのが今もリメイクされて、絶大な人気を誇ってる、そんなファイナルファンタジー7ではなく、このEVE burst errorだったのです
(FF7も楽しんだし、今のリメイクも気にはなるけど)
このゲームはイラストと音声、テキスト主体、そしてコマンド選択によってストーリーが進むアドベンチャーゲームで、基本、一本筋ストーリー。
主人公は貧乏な探偵である天城小次郎、敏腕エージェントの法条まりな の2人いてどちらからでも話を進められるようになっています。
そして、一方のキャラを進めていくと何処かでストーリーが進められなくなります。その時に、一方のストーリーをある程度進めることで、またその一方のストーリーも進めることができるようになるという、そんなシステムになってます
・・・と、文字で説明してもなんのこっちゃだと思うので、実際にプレイしてもらうか、PS4版のEVE burst error RをYouTubeでも配信プレイしていってるので(まだまだ序盤)良かったら見てみてください
そして、ラストまでプレイし終わった・・・
のですが、余韻があまりにも大きくて、こんなゲームを作るのはどんな人だろう、から こんなゲームを作ってみたい、とかそんな考えに至ってしまったのは本当にまったく心底、若気の至りであったと今にして思えばそう思わざるを得ません(日本語おかしい気がする)
そして、大学も4年生になって、卒論も書きながらも、就職活動に身が入らず、ずっと悶々としたまま、卒業してしまいました
卒業したものの就職もできず、実家に戻ることになり、就職活動をしつつ、アルバイトもしながら過ごしていたのですが、あろうことか
やっぱりゲームを作っていきたい!!
そんな気持ちが大きく、それはあまりにも大きく膨れ上がってしまい、ゲーム業界に就職すべく、ゲームの専門学校にまず行こうと考えて、涙ながらに(冗談でもなんでもなく)そういった学校に行きたいと親に訴えました
もちろん、最初は猛反対。当然です。大学行かせたのに、実家に帰り就職もできず、急にこんなことを言い出すのも意味不明だったと思います。
ただ、もう親の負担をかけるわけにはいかないと、新聞配達をしながら通えるゲーム専門学校を見つけ出したこと。これが許可をなんとかもらえた一因になったのかどうなのか、今となっては分かりませんが、なんとかしぶしぶ承諾を得て、晴れて(というべきか)その学校に行けることとなりました。
そして、その学校は東京なので、再び実家を離れることに。住みかは新聞販売店の2階。トイレやシャワー、食事スペースは共同であるものの、ひとりひとりの部屋が一応ある、そんなところでした。おなじ奨学生もほかに1人いましたが、ほかは正社員が住み込みで働いている、そんな住まいのひと部屋へのお引っ越しでした。そうして朝晩の新聞配達をしながら、ゲームの専門学校にも通うという2年間が始まるのです。
・・・そして、結局は勉強も新聞配達もちゃんとしてきたつもりでいながらも、プログラムスキルというかセンスが圧倒的に足りな過ぎて、ゲーム業界に就職もできず、全然ゲームとは関係のないアルバイトや正社員の仕事を転々としつつ、今某会社に就職して販売員なんて仕事をやっております
今にして思えば、というか、ゲーム専門学校時代から薄々感じていたのですが、じぶんはプログラムを組んでゲームを作りたい!っていうよりは、お話を書きたい、という気持ちのが強くて、でもその方面で頑張ることもしなかったので、なるべくしてそうなったんだなあと思います
もちろん、今もなくはないけれど、お話が書きたいのかと言われても、いまだ書いてないから、お話というよりは何かを書いていたいのかなという気持ちなんだろうなと思っています。
「何か」が結局「何」なのか。いまだによくわかりません。もしかしたら、それはこうしてnoteを書くことでわかっていくのかもしれませんし、わからないかもしれません。でも、それでも書いていきたいと思っています。
いつになく長い文章になりましたが、読んでくださって本当にありがとうございました