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アニメ「ひぐらしのなく頃に業」【''祟騙し編''感想】「祟殺し編」+「皆殺し編」+「何か」−「何か」

「祟騙し」は4話までと5話の途中までは「祟殺し」であり、「皆殺し」だった。大石が多少目立つぐらいだろうか。ほとんどリメイクという意味では「鬼騙し」や「綿騙し」と同じ。

ただ、この「騙し」は5話構成だ。前の2つより1話分長い。「卒」を見終わるまでは長いことに意味があるのかと思っていた。ただ、今は無駄に長いとしか感じない。見直すのか少し苦痛なぐらい。本当にリメイクなら良かったと思うぐらい。

ここで1話費やすなら、新しい描写が4話まででもっともっと欲しかった。あるいは「卒」でしっかり丁寧に明かして欲しかった。今、それを書いても仕方がないのは分かっている。それでも、なのだ。作画も声優さんも申し分ないだけに、ただただ、今は残念だ。

だけど、5話目(主に後半)自体は(だけは)面白かった。リメイクのようで、そうじゃない面白さが炸裂していた。だから、期待していた、この先のあるであろう「解答編」に。

ラストで「意味がわからないよ」と叫んでいたレナ。まさに放送時、じぶん自身もそう感じていた。だが、今は別の意味で「意味がわからないよ」。ここまでは本当に面白かったのに…。

「祟騙し編」で語りたいこと自体はこれ以上でもこれ以下でもないから、文字数いつもより少なめだけど、ここまでとしたい。リメイク的描写以外で、何を足して、何を失ってしまったのか。今回に限らず、改めて見届けていきたい。

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