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私は本当はどうしたいのだろうか?

昨夜、同級生9人で新年会。

地方から東京に出てきて約40年。
いつのころからだろうか?
仕事や子育てに日々追われていた20代、30代には会おうともしなかった同級生たちが、理由をつけ集まるようになったのは。

9人中7人は既に還暦を迎え、残りの2人も間もなく60歳。
全く想像をしていなかった自分たちの年齢に驚きつつも、何故だかそれぞれの人生が幸せであるかのように感じられる不思議さ。

定年退職を迎えて雇用延長になったよ。
もう孫が2人目。
結局、誰それは結婚しなかったねぇ。
・・・・。

そして話題はいきなり時間を逆走し「小学2年の時はホントは●●君が好きだった」とか、「実は高校時代から酒とたばこをやって担任に見つかって危うく停学になるところだった」とか、「今の時代でいう中二病って、あの頃ならあいつのことだよな」とかとか。

今だから言葉にできる話題も、何故だか少しほほえましく感じられる。

さてと・・・。

<<<ところで、みんなさ。60歳以降はどのような人生にしたいの?>>>

そう頭の中で聞こうとしている自分を抑えつつ、にぎやかに馬鹿話をする笑顔の輪に再び戻っていく。

私はどうなんだろう。

今だから言える・・・という人生を人並みには経験してきたつもりだけど、色々と波を乗り越えてきたこれまでと同じように、これからもちょっと荒いかもしれない波を乗り越えたいのだろうか?

正直わからない。
誰でも必ず死ぬとわかっていながら、それがいつ来るかもわからないなんて、人生設計も何もあったもんじゃない。

<<<ねぇ、でさあ、みんなはこれからどのような人生を送りたいの?>>>

【けいと】

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