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自分と向き合う時間

言葉を綴る場所にしたいと思って始めたnote。
もともと言葉になって出てくるまで、時間がかかるわたしにとっては少しハードルの高いのかなぁと自信を失いながらも、改めて記事を書いてみようと決心したこの頃です。

そして、学生エバンジェリストアワードの話題が多く続いたので、わたしの日常のワンシーンを紹介する閑話休題の回にしてみようと思います。

だいぶ時間が経ってしまっていますが…。
6月の上旬に1週間、自分と向き合う時間をつくりました。
実家からほんの少しだけ離れて(徒歩1分の距離)、祖父の家に居候。練習室として使っている部屋に最低限の服とスキンケア、メイク用品、ガジェット類を自分のスーツケースに詰め込んで、楽器と楽譜を持っていきました。静かな空間と全てのものを自分がしっかりと把握している状態というのはなんと心地よいことか。
自分のタイミングでヴァイオリンケースを開けて、弾く。気持ちがノっているのであればお昼ご飯を少し後回しにして勉強をする。父が部屋に乱入したり、妹にねえねえと声をかけられたりもしない。ただただ静かな空間に身を置く。
好きな音楽をかけて本を読んで、ノートを書いてみる。
気がつくことがたくさんあった1週間でした。

あ、これは持ってこなくて良かったなぁと思うもの。
逆に、これがないとできないなぁと思ったもの。
この音楽いいなぁということや、読書に集中できて忙しい中でも1週間で2冊本を読めたこと。
わーっといろんなことに押し流されるようにして日々を過ごしていたんだと、はたと立ち止まった感覚があったこと。
これから先、わたしは何をしたいの?目標?将来?未来?と深い問いを自分に投げかける時間をつくれたこと。
あげるとキリがないほど、多くの発見がありました。

一人の時間が大切だと実感する、最近。
それは、将来のことや20歳になって社会という存在が近く感じられるようになったから。お酒も飲めるし、免許も銀行も全て自分の責任で何事もできるようになる。
嬉しいなぁと思う反面、自分の無知さを思い知らされることや自分が何者になって何をしたいのか真剣に考えてまだ何も分かっていない事実に打ちのめされそうになる。相反する気持ちが自分の中で渦巻いているときは、一人でじっくりその波にのまれてみて考えたい。
干渉されず、とにかく自分で。徒歩1分の距離の反発精神。

1週間はとにかく、言葉にすることを意識しました。
何をどう思ったのか、自分を抉るように深く掘り下げて。
思っているだけ、頭に思い浮かべているだけではわからない。
書いて捨ててもいいし、ぐちゃぐちゃになっても
自分の中で何かすとんと落ちるものがあれば良いからと自分に言い聞かせながら一人の空間をめいいっぱい使いました。

1週間を終えてから家に戻った時、なんだか不思議な感覚に陥ったけれど自分の思考が一回り大きくなった、そんな気がしたので、一人で頭を抱えた時間は無駄ではなかったと思った出来事でした。

Vielen Dank!
Auf Wiedersehen 👋 

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