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「BENFEI 9-in-1 ポータブル ドッキング ステーション」を1ヶ月ほど使用してみた感想

MacBook Air M3を使用していて思うことは、インターフェースが足りないというところ。やっぱりUSB-Aは欲しい。

以前、Belkinのドッキングステーションを購入したのですが、これはUSB-Aが一つだけの拡張。わかっていた事ですが、もう少しインターフェースを拡張したい欲がでてきました。
↓Thunderbolt4の端子拡張目的

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そこで別途USBハブを購入することを検討、自分の欲しい機能が付いているものが見つかったので、1ヶ月ほど使用してみました。

結論としましては、謎メーカー現在の価格5,599円なので(BENFEIというメーカーなのですが、自分は知らなかった)おすすめはしづらいですが、快適に使用できている状態です。




1.購入条件

まずは自分の購入したいUSBハブ(ドッキングステーション)の条件ですが、主な条件は3つほどになります。

※電源供給が別途必要なものをドッキングステーション、USBバスパワーで動作可能なものをUSBハブと自分は定義しています。

  • 別途電源を必要としない、USBバスパワーで動作可能なこと

  • DisplayPort端子が付いていること

  • 外付けSSDのために、USB-Aの速度が早い方が良い(10Gbpsだったら嬉しい)

この程度の条件であればなんとでもなりそうですが、DisplayPortが搭載されているUSBハブが思った以上に少ない。特に低価格帯。


自分の使用しているでディスプレイがDisplayPortしか空いている端子しかなかったのでどうしようもないのですが、これは誤算でした。

本当はもっと安く済ませたら良いなと考えていたところ、このUSBハブは5,000円ほどで購入。しかも自分が知らないメーカー製。

正直、高くついたなと思いましたが、自分が求める機能がてんこ盛りだったので思い切って購入。そして現在まで使用し続けています。


2.開封・外観

写真多めで、USBハブ本体の外観などを見ていきます。

シンプルなパッケージ
内容もシンプル
USBハブ本体と持ち運び用の袋、説明書の3点
USBハブ本体

触った感触なのですが、多分上下が金属・側面一部がプラスチックな構成かと思います。意外と、そこまで安物っぽくない質感です。


背面にはそれぞれのインターフェースのマークが印刷されています
端子の規格を間違えなくなるので、案外便利な仕様
赤い部分が、パソコン等に繋げる用のUSB-C端子

USB-Cの端子とケーブルが完全に収納出来るようになっているので、持ち運びに便利な仕様。地味に凝っている。

ただ、USB-C端子を抜いたり収納したりするのが硬くてやりづらい。最初は本当に収納出来るのか?と疑うほどに収納できませんでした。

せっかく良いギミックなのに惜しい仕様です。個体差かもしれませんが。


MacBook Air M3に接続した図
ケーブルの仕様で接続の仕方に困る

ケーブルが収納出来るのは良いのですが、実際にパソコンに接続する時に、USB-C端子の先が横に付いているので接続の仕方に困ったりしました。

真っ直ぐに端子が付いていないので、
どうしてもケーブルにテンションがかかるような接続の仕方になりがち

パソコンとの接続だけ考えれば、収納出来るようなギミックはせず、真っ直ぐに端子をつけてもらったほうが扱いやすいですね。

横からケーブルが出ているので、隣の端子の邪魔になる可能性もあります(この写真だと MagSafe3が使えなくなってる)


3.機能・インターフェース

それなりの価格がする為、インターフェースはてんこ盛りだったりするのですが、自分が惹かれた機能は以下の通り。

  • DisplayPortが搭載(4K60Hz) + HDMIポートも有り

  • USB-Cがデータ転送にも対応(10Gbps)

  • USB-Aの転送速度が10Gbps×2ポート(+5GbpsのUSB-A×1ポート)

他にはSDカード・有線LANにも対応していたりもするのですが、速度はそこまでではない様子。自分は使用予定が無いので、この辺は妥協しています。

個人的には、USB-Cポートがデータ転送にも対応しているのが地味に嬉しい。案外データ転送対応のUSBハブって少ない(充電だけ対応とか)。

赤いUSB-C端子が収納されている箇所に、データ転送+充電用のUSB-C端子があります


USBポートの速度も10Gbpsあるので、自分の用途では問題なし。
試しに、USB-AとUSB-Cどちらにも繋いでみましたが、問題なく使用できていました。


4.使用感

自分が使用するインターフェースはどれも正常に機能していた

当たり前のことかもしれませんが、DisplayPortなど使用する端子はどれも問題なく使用できました。

自分が使用しているのは、USB-AとC・DisplayPortの3種類

もしかしたら、カタログスペックだけで速度が遅かったりするのではないかと勘繰っていましたが、そういったことはなく正常っぽい。とりあえず安心。


発熱は結構ある

DisplayPortは常に使用している自分の環境での話ですが、発熱は結構あります。手で触って熱いなーと感じるくらいには。

耐久性はどのくらいあるのか分かりませんが、少し心配だったので、Belkinドッキングステーションにも使用していたヒートシンクを導入

ヒートシンクの上に直置きしただけですが、目に見えて発熱が抑えられていた(手で触った体感の話、お湯からぬるま湯になったくらい)ので、心配な場合は導入してみても良いかもしれません。そこまで高いものでもないので。


5.雑感

最初に述べた通り、1ヶ月ほど使用していますが特に問題なく使用できています。

ただ、今後末永く使用できる耐久性があるのかは分からないので、中々おすすめはしづらいですが、
自分のように、どうしてもDisplayPortが必要でUSB端子も速度が欲しい人は検討してみても良いかもしれません。

HDMIで済ませればもっと安いものも検討できると思うので、DisplayPortとUSB端子の性能が欲しい人向けかなと感じた製品でした。


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