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【レビュー】 「Xiaomi Smart Band 9」が自分の用途にマッチしていた 【活動量計+α】

以前、Apple Watch SE(第一世代)でスマートウォッチデビューに失敗しましたが、スマートウォッチ自体はちょっと魅力的。

何万円も出してまで購入したいとは思わないのですが、低価格なら手を出してみたい。

そんなことを考えながらAmazonを眺めていると、「Xiaomi Smart Band 9」が目に止まりました。

Amazonの商品ページから

最近販売されたらしい事は朧げながら知っていたのですが、値段が5,480円(2024年9月現在)。安すぎない?

しかも、バッテリーが21日間持続するとのこと。
バッテリーが原因でApple Watchを手放した自分としては、バッテリーが長時間なのはかなり助かります。


色味はシルバー

ということで購入
1ヶ月ほど快適に使用しています。


-最初に結論-

  • 価格は5,000円くらいで購入したい。

  • 活動量計機能とちょっと便利機能が使えれば良い。

  • バッテリー持続時間重視。(全ての活動量計機能を使用して1週間くらいの電池持ち)

こういった用途には、かなり使いやすいスマートウォッチでした。



1.外観

Apple Watchより細長・丸みを帯びている、どちらかというとスポーツ用途っぽいデザイン。

本体とバンド
取り外しは背面のボタンを押しながら、簡単に着脱可能
側面は金属製
ディスプレイのエッジが銀色に光っていて良い感じ

5,000円ということで期待はしてなかったのですが、質感がかなり良いです。

金属製で、触ってみても材質の良さを感じますし、見た目的にも安物感が少なくてずっと付けていられます。

ただ、Xiaomi Smart Band 9自体のデザインが扁円ということが原因なのか、Apple Watchのような高級感は無いといった印象。バンドを交換すればもっとおしゃれにはなると思います。


2.使用した機能

主に使用している機能一覧。
写真写りが悪いですが、実際には画質は十分綺麗に写っています。

タイマー

タイマーとイベント

タイマーは、デフォルトで設定されている時間を選ぶ or 自分で設定する方式。
自分で時間を選択するときのスクロールが、若干違和感があってやりづらいけど、それ以外は普通に使用できます。

デフォルトで設定されている計測時間
時・分・秒を指定できる。若干スクロールに違和感がある。

また、タイマー起動中は、ディスプレイが消灯してから少し時間が経ってからバックグラウンドで動作する仕様。
バックグラウンド動作時も、残り時間を確認できます。

時々、バックグラウンドでタイマーが使えないといった声を聞きましたが、この独特の仕様で気づいていない人がいるのではないかと思います。

ディスプレイ上部の砂時計がタイマー起動中のアイコン
タイマーの残り時間表示


タスク

タスク画面

スマホの「Mi Fitness」アプリからタスクの追加が可能。買い物メモなどの用途に使用しています。

使い勝手は良いのですが、一々「Mi Fitness」の開いて、その中のタスクリマインダーを選択しなければ書き込みできないので、地味に面倒でもあります。

iPhoneのリマインダーと連携してくれれば良いのですが、それはApple Watchを使えって話。


ワークアウト

スピンバイク(エアロバイク)使用時に活用。
スマホと連携しているので、日々の運動量が簡単に記録できて良い。

カロリーや運動時間、心拍数
運動がどの程度の負荷になっているか分かりやすい

初めて運動でこういったスマートウォッチを使用したのですが、特に運動中の負荷(心拍数)がその都度確認できるのが使いやすいです。

意外と、負荷が軽めなことが多くて、今までの運動の見直しになりました。


天気

ぱっと確認できるのは良いのですが、降水確率が見れないのが不満で現在は使用していません。

それさえ分かればよかったのですが…
案外、降水確率ってみんな見ないんですかね?

今日の天気と気温


音楽再生

 Youtubeもコントトールできると思うのですが、何故か未再生になってほとんどコントロールできない状態に。スキップ(次の動画)の機能だけ使える。

時々使えるようになるのですが、これはバグなのでしょうか…?

※倍速再生するとこの現象になるみたいです。等速再生であれば、音量や再生停止といった動作が可能。

何も再生されていない状態


健康管理

消費カロリー、歩数、中高度の運動がひと目で分かる機能。 
運動していないと、この画面で現実を突きつけてきます。

目標値は年齢や体重で変わるっぽい?


3.文字盤

種類はたくさんあるのですが、Apple Watchと比べると魅力的なものが少ない印象。ディスプレイの形状の違いがあるので、なんともいえないですが。

自分が使用している文字盤は以下の通り。(例の如く写真写りは悪いですが、本当はもっと綺麗に表示されています)

めちゃくちゃ時間が分かりにくいアナログ時計。秒針が動く。
鹿と背景のイラストの文字盤。綺麗でお気に入り。
スポーツっぽい、シンプルなデジタル時計
オーソドックスなデジタル時計。色味を選択可能。

また、文字盤の色みや要素(カロリーやバッテリー量など)を変更できないことが多いので、自由度は低めといった感想。


4.バッテリー持続時間

自分が使用する全ての機能(位置情報あり、高度な睡眠モニタリング・心拍数・血中酸素レベル・ストレス・スタンディングの終日トラッキング有効、腕を持ち上げてスリープ解除)を使用した状態で、100%→17%まで7日間持ちました

ちなみに、位置情報なしの場合は100%→18%まで10日間と、バッテリー持続時間は改善されました。
位置情報を使用しない(ウォーキングなどのワークアウトをしない、天気を使用しない等)場合は、オフにしてみても良いかもしれません。

全ての機能を使用した状態のバッテリー持続時間
位置情報を切った場合のバッテリー持続時間


5.その他感想

動作が快適

変に動きが遅いといったこともなく、タイマー設定時のスクロール以外は快適に使用できます。


自動検出は微妙

自転車に乗ることが多いのですが、自動検出(ワークアウト開始のリマインド)は検出されたりしなかったりで微妙。違う運動であれば、もっと精度良いのでしょうか?


常時表示は暗い

バッテリーが犠牲になるので基本的には使っていないのですが、時計の常時表示機能は画面が暗め。
屋内であれば問題ないのですが、太陽光下・屋外だと暗くて視認しづらかったです。


雑感

バッテリーの残量に惑わされずに快適に使用できています。やっぱり、電池持ちは長いが正義。

これで、Suica(というか電子決済)に対応してくれれば何も言うことがないのですが、
電子決済に対応しているスマートウォッチは値段が高めになるので、望みは薄いですかね。


自分のように、活動量計とタイマーやタスクなどのちょっと便利機能が使えれば満足、といった人には値段も安めでかなり良いものではないかと思います。



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